地下構造の形式について、インターチェンジやジャンクション部では連絡路(ランプ)が設置され、道路幅が広がるため開削ボックス構造等で、その他の区間はシールド構造を活用するなど、地域の特性を踏まえ検討します。

(地下構造の形式)


シールド構造
開削ボックス構造
地上から掘削は行わず、地下部でモグラのようなシールドマシンによりトンネルを構築するもの
一旦、地上部から開削して道路構造物を構築し、再び埋め戻すもの


断面図

地上部の利用については、色々な選択肢があります。
(3.地上部の利用について 参照)




地上部からの工事を最小限に抑えることが可能です。
地上部は、現状の市街地を維持することが可能です。一方、地域のための道路や緑地帯、公園などの整備を含め改めてまちづくりを行うことも可能です。
トンネル内の排出ガスは換気施設で処理・排出します。
地上部から掘削するため、工事中は、建物等の移転が必要です。
埋め戻した後の地上部は、地域のための道路や緑地帯、公園などの整備を含め新たにまちづくりを行うことが可能です。
トンネル内の排出ガスは換気施設で処理・排出します。
なお、地下構造としては、この他に掘割構造が考えられます。

<検討のポイント>
構造については、施工時及び完成時の地域への影響、将来のまちづくり、地域コミュニティの保全、経済性、走行性等の観点から検討します。

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1.外環の概要及び必要性

(1)外環の概要
(2)外環(関越道〜東名高速間)の現都市計画及び経緯
(3)外環(関越道〜東名高速間)整備の必要性
2.外環計画の内容について

(1)ルートについて
(2)構造について
(3)ジャンクションとインターチェンジについて
  平面・縦断面
3.地上部の利用について
4.環境について
5.「新しい検討方法」の進め方
[参考]インターチェンジの有無による違い 断面図


東京外かく環状道路 国土交通省 東京都