第3節

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写真
G幸ヶ谷公園(かつての権現山)の上から海側を望む

かつて幸ヶ谷小学校から本覚寺まではひと続きの山であった。






写真「神奈川宿歴史の道」の案内板


神奈川区台町から新町まで全長約4kmにわたって、東海道沿いに歴史ポイントを結んだ遊歩道が整備されている。各ポイントには名所ガイドパネルが設けられている。

 の川沿いに下ると第一京浜国道に出る。そこから少し戻り海側に行くと、幕末に築造された神奈川台場(だいば)があった(東高島貨物駅周辺)。

 滝の橋を渡ると青木町である。右手の幸ヶ谷(こうがや)小学校の辺りがかつての権現(ごんげん)山である。権現山は、神奈川台場の建設の際に土砂を得るため、かなり掘り崩された。
 
 東海道は、幸ヶ谷小学校の先で第一京浜と分かれて右に入ると、
宮前商店街となる。ここには洲崎(すさき)大神(洲崎神社)、甚行寺(じんぎょうじ)(フランス公使館跡)などがある。

 東海道の南側を通る第一京浜の辺りはかつての海岸線であり、東海道に比べて若干低くなっているのが分かる。




写真
H洲崎大神


東海道の風情を今に留める宮前商店街の途中にある。

 




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