~首都圏の国際教唆王と人口4千万人の暮らしを支える国土基盤形成戦略~ 首都圏の目指すべき方向を探る
首都圏は日本の牽引役として、大きな役割を担っています。日本を取り巻く国際情勢や社会情勢を踏まえ、「首都圏」の 課題や役割を明らかにし、そのあるべき姿を探るとともに首都圏の国際競争力と人口4千万人の暮らしを支える国土基盤の あり方についても議論を深めました。
日時
平成19年1 月30日(火) 開場12:30 開会13:00 閉会16:30
場所
建築会館ホール 〒108-814 東京都港区芝5丁目26-20
13:00 | 開会 |
---|---|
13:20 | 基調講演 「新たな時代の首都圏のあるべき姿」 ■講師 家田 仁氏 (東京大学教授 社会基盤学専攻) |
14:20 | 休憩 |
14:40 | パネルディスカッション 「首都圏の国際競争力と人口4千万人の暮らしを支える国土基盤形成戦略を考える」 ■コーディネーター 鎌田 司氏(共同通信社編集委員兼論説委員) ■パネリスト 家田 仁氏(東京大学教授 社会基盤学専攻) 清水 愼一氏((株)ジェイティービー常務取締役 事業創造本部長) 和気 洋子氏(慶應義塾大学商学部教授) |
16:30 | 閉会 |
鎌田 司(かまた つかさ)
共同通信社編集委員兼論説委員
共同通信社編集委員兼論説委員。建設省(現国土交通省)、自治省(現総務省)など主に行政取材を経験。道路関係公団民営化や三位一体改革などの評論、論説を担当。2004 年から早稲田大学大学院と明治大学の共同通信寄付講座で「地方自治・分権」をテーマに講義。共著に「広域地方政府システムの提言」「フランスの地方分権改革」など。
東京大学工学部土木学科卒業。78年日本国有鉄道に入社。86年東京大学工学部助教授就任。西ドイツ航空宇宙研究所交通研究部客員研究員、フィリピン大学交通研究センター客員教授を経て、95年より現職。専門分野は交通と都市の政策と計画、安全・安心のインフラづくりとその運用。都市鉄道整備基礎調査、まちづくりにおける防災評価・対策技術開発委員会などの委員を務める他、国土交通省や自治体関係の都市および交通プロジェクトに多数関わる。著書として「東京の交通問題」(共著)技報堂出版、「東京のインフラストラクチャー」(共著)技報堂出版、「それは足からはじまった~モビリティの科学~」(共著)技報堂出版、「都市再生―交通学からの解答」(共著)学芸出版社など。
東京大学法学部卒業。日本国有鉄道に入社、JR東日本に移行し、取締役営業部長、取締役仙台支社長を歴任。仙台で日本観光協会東北支部長を兼任。交流人口の増加こそが地域の活性化につながるとの考えで各地のまちづくりをリード。2004年6月に(株)ジェイティービー常務取締役就任。05年事業創造本部長に就任後、宇宙旅行・ロングステイプランなど新商品を打ち出す。国土審議会計画部会『国土基盤専門委員会』委員、国土交通省『地域への人の誘致・移動の促進に関する研究会』委員、東北経済連合会『地域戦略検討委員会』委員などとして活動し、地域活性化推進の牽引役として各地開催のまちづくりシンポジウム等の講師を務めるなど幅広く活躍中。
慶應義塾大学商学部卒業。82年慶應義塾大学商学部助教授就任。93年から現職。研究分野は国際経済システム論、地球環境政策。経済と環境の好循環を実現する国際経済システムはどのような枠組みが望ましいかなど、アジア等の途上国が持続的に経済成長する軌道をどのように描き得るか等の諸課題を検討。2005年から国土交通省国土審議会特別委員・交通政策審議会委員。著書として06年『EUの公共政策』(編著)慶應義塾出版会、『世界のなかの東アジア』東アジア研究所叢書(共著)慶應義塾大学出版会など。