もっと宮ヶ瀬ダムを知る
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自然への取り組み
ビオトープ
ビオトープとはドイツ語で生物が生息できる空間(biotop)のことです。宮ヶ瀬ダムの建設で影響を受けた動植物のために、沢の流れを復元したり、湿地を造成することにより、多様な生物の生息空間の確保に努めました。
東沢ビオトープ
東沢ビオトープは、かつて宮ヶ瀬ダム建設当時に土捨て場として利用されていた面積約1haの平坦な土地でしたが、周辺はほとんどが斜面林地であるため非常に貴重な環境でしたので、動植物の生態系に適した自然環境にもどす目的で整備されました。
ビオトープの中心に湿地帯を配し、シカやイノシシなどの大型哺乳類動物から、オタマジャクシやゲンゴロウなどの水生昆虫、ヤマセミ、キビタキといった野鳥など、宮ヶ瀬湖周辺に生息する生物が見られるようになりました。