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多摩川

  • 多摩川の整備

    水流実態解明プロジェクト

    京浜河川事務所における取り組みの実施状況

    市民が望む河川流量・水質に関するアンケート調査結果

    多摩川で市民が望む河川流量や河川水質を把握することを目的に、河川利用者を対象に現地でアンケート調査を平成19年度から実施しています。アンケート調査は、川の水量や水質の状況を見たうえで、泳いだり水遊びをしてみたいか、泳いだり水遊びをするためにはどうしていったら良いかなどについて聞いています。

    • アンケート調査1
    • アンケート調査2

    多摩川水流調査マニュアル(市民調査用)

    このマニュアルは、流域住民の皆さんが多摩川流域の現状調査を実施するにあたって、流域全体で統一的な方法で調査を実施していただく目的として、調査方法や結果の記録方法を紹介したものです。
    自分で実際に河川に近づいて現地の様子を調査することによって、普段は気づかなかった多摩川の様子を発見することができます。ぜひこのマニュアルを活用して、多摩川における現状調査に御協力ください。

    ダウンロード 『多摩川水流調査マニュアル(市民調査用)』[PDF:716KB]

    水循環シミュレーション

    川を流れる水(河川水)は、降雨が地表面に到達し、地表や地下水を通して流れ込んだ水に加えて、生活排水(雑排水)や下水処理水などの人工的な影響を受けた水などから構成されています。これらは、土地の利用状況や、人間による水の利用・排水状況などと密接に関係しており、大きく影響を受けています。
    水循環系解析モデルとは、降雨や、人間による水の利用・排水状況などを入力することによって、あらゆる地点における河川を流れる水量や地下水位、河川水質を算定し、流域の状況を把握することを目的として開発されました。

    水循環系解析モデル

    下図は、水循環系解析モデルで対象とする水の流れの一部分を表現した模式図です。雨の日と晴れの日では水の流れが変化するため、河川を流れる水量や地下水位も変化します。これらをモデルで再現しています。

    水循環系解析モデル模式図


    【シミュレーション結果】

    水循環シミュレーションをすることで、多摩川流域内の水の流れを定量的に把握することができるようになります。また、雨水浸透施設の設置などの対策を実施した場合に、どの程度まで河川流量や地下水位が回復するのかを評価することができます。

    流域平均【現況】
    流域平均【宅地浸透】
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