河川
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那珂川
那珂川流域の土地利用と産業
那珂川流域の土地利用
那珂川流域面積3270km2のうち、宅地が10%、田畑が39%で、山林が51%の割合になっています。
那珂川流域の産業
那珂川の上流域では、稲作、畑作及び畜産業や電子部品などの工業が主要な産業となっています。特に那須高原は牧草地が広がる景観が特徴的で、温泉地や避暑地としてよく知られており、観光業が盛んです。
中流域では水稲を主とした農業、山間部では林業や畑作農業が営まれ、河川では梁やキャンプ場等の観光利用も盛んです。下流域は人口が多く、水戸市を中心とした商業活動のほか、ひたちなか市や那珂市では電気機器、原子力関連の産業も盛んで、日立市や東海村とともに茨城県北部の工業地帯の一角を占めています。また、ひたちなか市および大洗町には江戸時代から栄えてきた漁港があり水産業が盛んです。河口付近では砂浜海岸や水辺プラザ、水族館等観光レクリエーション施設があり、県内外から多くの人が訪れます。