那珂川の名前の由来
那珂川の名の由来はよく分かっていませんが、『常陸国風土記』に「郡より東北、粟河を挟みて駅家を置けり」と記されており、このころは上流に阿波郷があったことから、粟河とよばれていたようです。室町時代の『神明境』では「応永十五年(1408)正月十八日、野州那須山焼崩、硫黄空ヨリ降、常州那珂河硫黄ニ変ズ」とあり、この頃は那珂川の名が用いられています。
那珂川のあらまし
那珂川の水源那須岳
水源:那須岳(標高1915m)
幹線流路延長:150km(109水系中20番目)
流域面積:3270km2(109水系中18番目)
流域内人口:約100万人