水源地域ビジョン
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水源地域ビジョンって何?
ダムの主な役割は治水・利水・発電などです。
これに加え、ダム周辺の山々の環境を守ることも、ダム管理の重要な役割です。
木が倒れて川やダムに流れ込んだり、崖崩れが起きると、ダムの能力が低下してしまう可能性があるからです。
しかし、ダムのある場所「水源地域」は、人口が減ったり、高齢化が進んだりして、山や樹木の管理が十分に行われなくなってきています。
水源地域をきちんと管理するためには、「水源地域の望ましい将来像」を設定し、これにむけて地域のみなさんと力を合わせ取り組んでいく必要があります。
そこで、ダム管理所では、ダムを活かした地域活性化について地元の人々と話し合い、「水源地域の望ましい将来像=水源地域ビジョン」を作成しました。
現在は、地元活動団体や秩父市、埼玉県、独立行政法人水資源機構と協力しあって、ビジョンの実現に向けた取り組みを進めています。荒川源流ダム水源地域ビジョンは、荒川上流の埼玉県秩父市が対象となります
荒川源流ダム水源地域ビジョンには、秩父市域にある4つのダム(二瀬ダム、滝沢ダム、浦山ダム、合角ダム)が関わっています。