国土交通省 関東地方整備局 江戸川河川事務所
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地域との連携

  • 清流ルネッサンスII 江戸川・坂川

    江戸川・坂川をもっときれいに!

    清流ルネッサンス とりくみ

    川をきれいにするためのとりくみ - 下水道を整備する

    下水道を整備する

    家庭や工場などからの排水をそのまま川に流さず、下水処理場できれいにしてから川や海へ流します。
    下水道管がつくられた地域のみなさんは、家庭排水を下水道管へつなげることが重要です。

    川をきれいにするためのとりくみ - 合併浄化槽をつける

    下水道が整備されない地域では、トイレや台所などの排水を一緒に浄化する施設(合併浄化槽)を増やしています。
    各家庭に合併浄化槽をつけるためには、住民の皆さんの協力が必要です。市では補助も行なっています。

    川をきれいにするためのとりくみ - 河川浄化施設できれいにする

    河川浄化施設できれいにする

    河川浄化施設とは、よごれた川の水をきれいにする装置です。
    浄化施設の中には、接触材とよんでいる小石やプラスチックをたくさんしきつめています。その小石やプラスチックには微生物が付着していて、浄化施設を通るうちに微生物がよごれをえさとして食べ、水をきれいにします。これは、もともと川がもっている自然の浄化作用を応用したものです。

    【関連リンク】
    浄化施設の一つ「古ヶ崎浄化施設」について

    川をきれいにするためのとりくみ - 流水保全水路の整備

    流水保全水路の整備

    流水保全水路(ふれあい松戸川)は、首都圏(東京、埼玉、千葉)の水道水源となっている江戸川の水を安全で良好な水質にするため、よごれのひどい坂川河川水を下流へバイパスする水路です。以下の3つを目的とし、平成10年(1998年)に完成しました。

    1.利水障害の解消
    都市用水の取水が安全にできるようにします。

    2.危機回避
    有害な物質が江戸川に流出しないよう未然に防ぎます。

    3.動植物の豊かな生息空間の創出
    本川の水質改善を図り、生態系の保全創出を行います。

    【関連リンク】
    流水保全水路について

    川をきれいにするためのとりくみ - 北千葉導水事業

    北千葉導水事業

    北千葉導水路は、利根川から江戸川へきれいな水を運び、川の水の量を調整する流況調整河川です。野々下公園より下流は坂川が利用されています。以下の3つを目的とし、平成12年(2000年)に完成しました。

    1.内水対策
    手賀沼、坂川流域の内水被害☆から生命、財産を守ります。

    2.手賀沼等の水質浄化
    水質汚濁が著しい手賀沼及び坂川等の水質浄化を図ります。

    3.都市用水の確保
    都市用水の安定化を図ります。

    ☆内水被害・・・降雨などにより本川水位が高くなることにより支川のスムーズな合流が困難となり、堤内地(堤防で守られた市街地など)が氾濫する現象のこと。

    【関連リンク】
    北千葉導水事業について

    川をきれいにするためのとりくみ - 導水保全施設の整備

    導水保全施設の整備

    導水保全施設は、北千葉導水路を通って江戸川へ運ばれる利根川の水が、途中でよごれた支川の水と混ざらないようにするために作られた施設です。支川の水は、北千葉導水路(坂川)に合流する前に、北千葉導水路(坂川)の河川敷に埋められた導水保全施設に流れ込み、新坂川まで運ばれます。

    川をきれいにするためのとりくみ - 食べ残しや食器を洗う洗剤をできるだけ台所から流さない

    坂川のよごれの原因は、私たちの家から出される排水がほとんどです。毎日のくらしの中で、できるだけ坂川をよごさないように心がけましょう。

    【関連リンク】
    毎日のくらしの中でできる工夫… 毎日の生活でできること

    川をきれいにするためのとりくみ - 工場や飲食店から決められた以上によごれた水を流さない

    工場や飲食店から出される排水も坂川の水をよごす原因となっています。決められた以上の排水は流さないようにすることはもちろんのこと、なるべく坂川への負荷を少なくするようにしましょう。

    川をきれいにするためのとりくみ - 特によごれている支川をきれいにするためのとりくみを行なう

    清流ルネッサンスの目標値を達成していない特によごれた支川や水路では、重点的にきれいにするためのとりくみを行います。

    川の水をふやすためのとりくみ - 雨水をためたり、地面にしみこませたりする

    降った雨が地面にしみこむと地下水になり、少しずつ川に流れ込みます。
    しかし、宅地化が進みコンクリートで覆われた部分が多くなると、降った雨が地面にしみこまず一度に川に流れ込むようになります。一度にたくさんの水が流れ込むと、川の水があふれてしまうことがあります。また、周辺のゴミや道路のよごれなども一緒に流れ込んでしまい、川をよごします。
    逆に、晴れの日が続くと川に流れ込む水が少なくなり、川の水が減ってしまいます。川の水が減ると、水の流れがなくなり、水がきたなくなってしまいます。
    そこで、ふった雨水をためたり、地面にしみこませたりする施設(雨水貯留浸透施設)をつくり、少しずつ川へ流れ込むようにします。雨水がいつも少しずつ川へ流れるようになることは、水がきれいになることにも結びつきます。

    川の水をふやすためのとりくみ - 緑地を保全したり、つくったりする

    坂川の流域では昔よりも緑地が減っています。現在残されている緑地も、今後の宅地化によって減少することも考えられます。緑地は降った雨をしみこませ地中をうるおす重要なやくわりをもっているので、今ある緑地を少しでも残す努力をするとともに、宅地化する場所には緑地公園を新たにつくるようにします。

    川の水をふやすためのとりくみ - 湿地や湧水を保全する

    坂川の流域には、川の水源として湿地や湧水がところどころに存在しています。貴重な財産である湿地や湧水を計画的に整備・管理しながら保全していきます。

    川の水をふやすためのとりくみ - 水の少ない川や水路に水を引く

    川は水が流れてはじめて、うるおいとゆとりを与えるような姿をあらわし、親しみのある川となります。また、きれいで生き物がたくさんいる川であってこそ、川は子供たちの遊び場となります。そのためにはある程度の水量が必要です。そこで、現在水が流れていない川や水路へは他の河川から水をひいて水量を確保します。

    川の水をふやすためのとりくみ - 地下水を大切に使う

    坂川の流域では、おいしい飲み水をつくるために地下水をたくさんくみあげられています。ところが、地下水はいつも川に少しずつ水を流して川の水量を保つ役割ももっていますので、地下水を大切に使います。

    親しみやすく生きものにやさしい川にするためのとりくみ - 親しみやすく生きものにやさしい川にする

    緑が少ない坂川上流部や下流部の緑化を進めていきます。また富士川でも、堤防や水辺の緑化を進めていきます。

    【関連リンク】
    坂川の緑化について… 懇談会・ワークショップ(みんなで川作りをしよう!)

    親しみやすく生きものにやさしい川にするためのとりくみ - 川底にたまったへどろ☆を取りのぞく

    川底にたまったへどろは、見た目が悪いだけではなく、悪臭がしたり、水の流れを悪くしたり、水を汚したりしています。そこで、川底にたまったへどろを取り除きます。
    ☆へどろ・・・河川や沼、池や湖、海などの底に沈殿したやわらかい泥

    みんなで一緒に行なうとりくみ - みんなで協力してゴミ拾いや里山・湧水の管理、川をきれいにするためのイベントを行なう

    川はみんなのものです。よりよい川にするために、みんなで一緒にゴミ拾いをして川をきれいにしたり、貴重な財産である里山や湧水を保全・管理したりします。行政は、このような活動を支援していきます。

    【関連リンク】
    河川活動支援について… 河川活動支援

    みんなで一緒に行なうとりくみ - 川に関する学習を行なう

    日々の暮らしと自然との接点がうすれている現在、川は多くのことを教えてくれます。川は自然の教科書です。さまざまな学習プログラムの整備や学校との環境教育の実施を進めていきます。また、行政は、このような学習を支援していきます。

    【関連リンク】
    環境学習グッズについて… 環境学習グッズ

    みんなで一緒に行なうとりくみ - 川の様子を観察し、記録する

    川の水質や生物環境の調査を住民の皆さん自らの手で進めていくことにより、川の実態がよりよく分かります。このような調査の体制作りを進めていきます。

    よい川にするための調査や研究 - 水や生きものに関する調査や研究を進める

    住民の皆さんによる水質や生きもの調査を進めていく方法や環境学習を進めていく方法、魚の生息と水質の関係、安全で良質な水を浄水場に提供する方法などについて、調査や研究を進めていきます。

国土交通省 関東地方整備局 江戸川河川事務所
〒278-0005 千葉県野田市宮崎134 電話:04(7125)7311