地域との連携
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清流ルネッサンスII 江戸川・坂川
江戸川・坂川ってどんな川?
江戸川・坂川の水質
江戸川中流部の水質
江戸川の水は水道水にも利用され、首都圏に住む1000万人が江戸川の水を飲んでいます。
ただし、以前の江戸川の水は今よりよごれていて、「飲み水がかび臭い」「まずい」という不満や心配の声がたくさんの人々から寄せられていました。また、環境基準値☆も達成していませんでした。
しかし、平成6年(1994年)からはじまった、水をきれいにするためのさまざまなとりくみ(清流ルネッサンス☆)により、今では環境基準値を達成するくらいきれいになっています。
☆ 環境基準値・・・人々が健康に暮らしていく上で必要と考えられる、水質などの値。
☆ 清流ルネッサンス・・・住民の皆さんと行政(市、県、国など)が一緒になって川をきれいにするプロジェクト。
☆ BOD・・・水のよごれの目安。数字が大きいほど水はよごれています。
☆ BOD75%値・・・1年間に測ったBODのなかで、小さな方から数えて全体の4分の3番目(75%)のBODの値。【関連リンク】
清流ルネッサンスについて… 清流ルネッサンスとは
江戸川中流部のBOD75%値の変化
坂川の水質
江戸川を汚す原因の一つが坂川です。
昭和30年代(1950年代)以前は、野菜を洗ったり水遊びしたりできるくらいきれいだった坂川も、私たちの日々の暮らしから流される排水などが原因で、魚がすめず、悪臭を放つくらい汚くなり、ゴミもたくさん捨てられるようになってしまいました。
平成6年(1994年)から始まった清流ルネッサンスのとりくみにより、今では環境基準値を達成するくらいきれいになりました。一部の区間を除いて、清流ルネッサンスの目標値☆をも達成するようになっています。
☆ 清流ルネッサンス目標値・・・江戸川・坂川清流ルネッサンスの目標値。坂川とその支川のBOD75%値の変化