●県立大磯城山公園
県立大磯城山公園は、旧三井財閥の別荘跡地と吉田茂元首相が晩年を過ごした邸宅跡地を公園としている。旧三井別邸地区は、湘南特有の温暖な気候に常緑樹が豊かに茂り、かつてこの地にあった国宝の茶室「如庵」を模した茶室や大磯町郷土資料館等が点在する。緩やかな丘陵につくられた園内をのんびり散歩するのもよく、展望台に登れば富士山はもとより箱根連山、伊豆半島、相模湾が見渡せる。また、国道1号をはさんだ南側の旧吉田茂邸地区には、世界的作庭家・中島健によるモダニズムを加えた和風庭園の先駆けとなる庭園があり、再建された旧吉田茂邸からは、吉田茂が眺めていた富士山が見られる。この庭園内に残る兜門、七賢堂、サンルームは国登録有形文化財に登録されている。
●大磯 照ヶ崎海岸
大磯照ヶ崎海岸は、古くは小淘綾(こゆるぎ)の浜と言われ、万葉の時代から歌に詠われた名勝の地です。西行法師の有名な歌「心なき身にも哀れは知られけり鴫立つ沢の秋の夕暮れ」も大磯で詠まれたと伝えられています。この小淘綾の浜の前方の林の向こう側に富士山を見ることができ、その左側に箱根連山が続いています。この他、ここにはアオバトの群が集団で飛来する場所としても知られています。
●県立大磯城山公園
大磯町郷土資料館(当公園内)、明治記念大磯邸園、六所神社、国府祭(県無形民俗文化財)、吾妻山公園
●大磯照ヶ崎海岸
アオバトの集団飛来地(県天然記念物)鴫立庵・旧島崎藤村邸・高麗山・大磯町郷土資料館、湘南平、旧東海道松並木、地福寺(島崎藤村の墓)、大磯の左義長(国指定重要無形民俗文化財)
<名勝史跡・観光情報>
●太平洋岸自転車道
●旧吉田茂邸(県立大磯城山公園内)
●ポートハウスてるがさき(プール【4月~9月】、温水シャワー、シェアサイクル)
●ダイヤモンド富士(4月、9月)
●大磯町郷土資料館 本館
「湘南の丘陵と海」をテーマに地域の歴史、文化、風土に関する資料を展示
●旧吉田茂邸(大磯町郷土資料館 別館)
吉田茂が晩年を過ごした邸宅(平成21年(2009年)3月焼失)を復元したもの。
●明治記念大磯邸園
「明治政界の奥座敷」と言われ、現存する明治政界要人の別荘等を整備中
●吾妻山公園
富士山、丹沢、箱根から相模湾まで360度の大パノラマで一望(関東富士見百景No.85)
●OISO CONNECT
富士山頂から太陽が昇る瞬間と夕日が沈む瞬間に、まるでダイヤモンドが輝くような光景が見られることがあり、この現象はダイヤモンド富士といわれています。富士山と光輝く太陽が織りなす光景は、まさに自然の芸術といえます。
地点名:旧三井別邸地区 紅葉(11月下旬~12月上旬)、シャガ(5月)
旧吉田茂邸地区 バラ(5~6月、10月)、梅(2月)
概要:旧三井別邸地区 色鮮やかなモミジが彩り、ライトアップを実施
旧吉田茂邸地区 吉田茂が育てたプリンセスミチコなどが咲くバラ園
地点名 | ウォーキング | ハイキング | キャンプ | 備 考 |
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湘南大磯からの富士 県立大磯城山公園 | 〇 | 〇 | - | |
湘南大磯からの富士 大磯 照ヶ崎海岸 | 〇 | - | 太平洋岸自転車道 |
地点名:小磯城址(大磯城山公園内)
概要:室町時代の山城。太田道灌に攻められて落城したと言われている。痕跡は残されていない。
<公共交通機関>
●県立大磯城山公園
電車:JR 東海道線大磯駅より二宮方面行バス7分「城山公園前」下車徒歩3分。
●大磯 照ヶ崎海岸
電車:JR 東海道線大磯駅より徒歩10 分。
<車>
●県立大磯城山公園
車:西湘バイパス大磯西出口より3分(駐車場有)
●大磯 照ヶ崎海岸
車:西湘バイパス大磯港出口より1 分(駐車場有)
●県立大磯城山公園
大磯城山公園管理事務所
〒259-0111
大磯町国府本郷551-1
電話:0463-61-0355
FAX:0463-61-6935
●大磯 照ヶ崎海岸
大磯町産業環境部産業観光課
〒255-8555
神奈川県中郡大磯町大磯1398-18
電話:0463-61-4100
FAX:0463-61-1991
<関連リンク>
●大磯城山公園ホームページ[外部サイト]
●(公財)神奈川県公園協会[外部サイト]
●神奈川県県土整備局都市部都市公園課[外部サイト]
●大磯町郷土資料館[外部サイト]
●(公社)大磯町観光協会[外部サイト]
●こまたん(アオバト)[外部サイト]