みやぎふれあいの郷は関東平野を一望できる赤城山の南麓、標高350m付近に位置し、冬の晴れた日には秩父山脈越しに富士山を眺望することができます。
すぐ近くには、ぐんまフラワーパークもあり、春から秋にかけて数多くの観光客が訪れます。
西隣にある赤城神社の参道松並木は今から400年ほど前に寄進されたもので、地元住民で組織する「参道松並木を守る会」により、参道等の清掃および保存の活動が行われています。
日本百名山にも数えられる赤城山は、大沼や小沼、「小尾瀬」と呼ばれ高山植物の宝庫である覚満淵など自然に恵まれており、登山にドライブ、釣りやキャンプと多くの人々に親しまれています。
赤城山南麓を横断する国道353号線は「あかぎ風ライン」の愛称で呼ばれ、赤城神社・赤城南面千本桜・ぐんまフラワーパーク・釣り掘り・温泉など多くの観光スポットが集積しています。
<名勝史跡・観光情報>
〇赤城神社
三夜沢の赤城神社には、樹齢1000年を優に超えると言われている大きなたわら杉があります。
うち、二本は周りを囲われていますが、一本は手で触れることができるので、杉のパワーを存分に感じることができます。
天高くまで幹がのび、縦横無尽に枝が張り巡らされている様は神々しい域にまで達しています。
また、県の天然記念物にも指定さています。
〇参道松並木
赤城神社につながる約3.2キロメートルの参道松並木には、樹齢80~400年のアカマツ、クロマツが約1,000本近くあり、その根元には約4,000株ものヤマツツジが植えられていて、ヤマツツジが開花する4月下旬から5月中旬には見事なヤマツツジ街道となります。
〇阿久沢家住宅(国指定重要文化財)
阿久沢家住宅は、周辺に多い阿久沢氏の本家筋に当たる旧家で、江戸時代初期にはこの地に住みついたとみられます。
平屋建て、茅葺、寄棟造りで、建築手法から17世紀末頃に建築されたと推定されます。
赤城山南麓の民家は、屋根裏を養蚕に利用することを目的として、正面の屋根中央部を切り上げた「赤城型民家」が多く見られますが、本住宅はこれより一時代古い形式を伝えると考えることができます。
また、棟をクレグシにする点や、アガリハナやカッテのカマドの位置などはこの地方の特色を表しており、北関東地域の平地の中規模農家の典型的な古民家と考えられ、昭和45年に国の重要文化財に指定されました。
建物の周辺には、屋敷林や井戸跡も残っており、この地域の人々の暮らしの様子を体感することができます。
〇赤城温泉郷
上毛三山のひとつ、赤城山の南麓にあり豊かな自然に包まれた赤城温泉郷。
古くより「赤城山に霊泉あり、傷病の禽獣集まる」と言われた古湯は、“上州の薬湯”としても知られる赤城温泉をはじめ、様々な温泉が湧出しています。
〇釣り堀り
赤城南麓エリアには、昔からたくさんの釣り堀があります。各釣り堀によりエサ釣り・ルアー・フライ・つかみどり等、釣り方・楽しみ方が異なるのが特徴です。
釣った魚をその場で焼いて食べられたり、バーベキュー施設がある釣り堀もあります。
個性豊かな釣り堀は、子どもや女性が気軽に楽しめ、初心者から上級者まで満足できる趣味人の遊び場として親しまれています。
〇赤城神社参道松並木とツツジ群
みやぎふれあいの郷の脇にある赤城神社へ続く約3.2kmの参道松並木では、4月下旬から5月中旬に見事なヤマツツジが開花し、ヤマツツジ街道となります。
<公共交通機関>
上越・北陸新幹線→高崎駅乗換→両毛線→前橋駅下車、上毛電鉄中央前橋駅まで徒歩15分。
上毛電鉄中央前橋駅→大胡駅下車、大胡駅前からふるさとバス又はタクシーで約15分
<車>
北関東自動車道 伊勢崎ICから約30分
関越自動車道 赤城ICから約40分
前橋市役所 宮城支所 地域振興課
〒371-0294
群馬県前橋市鼻毛石町1507番地4
電話:027-283-2131
FAX:027-283-2358
<関連リンク>
●前橋市役所ホームページ[外部サイト]
●前橋市観光コンベンション協会ホームページ[外部サイト]
●赤城山を遊ぼう!Akagi Trip[外部サイト]