標高461mの宝篋山は、北に望む関東の名峰「筑波山」と、東の霞ケ浦との間に位置しています。
山頂から南側には関東平野が広がり、富士山はもとより箱根・丹沢山麓・南アルプスまで望むことができます。
また、西側には、榛名山、赤城山、日光連山を眺められます。
山頂には、山の名前の元になった奈良西大寺の高僧忍性菩薩によって1260年ころ建立された「宝篋印塔(高さ2.5m)」が奉られています。
春はヤマツバキ、コブシ・山桜・フジ・ツツジなどの花、夏は新緑、秋は紅葉と、登山者に人気のスポットとなっています。
〇宝篋印塔
この石塔は宝篋山の山頂より見渡せる地域に住む全ての人々、動物が幸せでありますように、さらに極楽浄土へ行けますようにとの祈願の塔であり、関東では一番古く美しい造形となっています。
〇筑波山
宝篋山と同じく、「関東の富士見百景」に登録されています。登山はもちろん、ケーブルカーやロープウェイを使えば気軽に山頂からの絶景を楽しめます。
<名勝史跡・観光情報>
〇平沢官衙遺跡
奈良・平安時代の常陸国筑波郡の役所跡で、国指定史跡にも登録されています。
案内所が併設されているほか、当時存在していた高床倉庫が再現されています。
〇小田城跡歴史ひろば
小田城跡歴史ひろばは鎌倉時代から戦国時代に常陸国南部に勢力をもった小田氏の居城跡で、国の史跡にも指定されています。
小田氏の歴史を展示した案内所と小田城の遺構を復元した広場があります。
<公共交通機関>
つくばエクスプレスつくば駅より路線バスで約30分、「小田東部」で下車し宝篋山小田休憩所まで徒歩約7分
JR常磐線土浦駅より路線バスで30分 、「宝篋山入口」で下車し宝篋山小田休憩所まで徒歩約4分
<車>
常磐自動車道土浦北IC下車→国道125号線等経由で宝篋山小田休憩所まで約10分
つくば市経済部観光推進課
〒305-8555
茨城県つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代)
<関連リンク>
●つくば市役所[外部サイト]
●つくば市ホームページ(宝篋山のページ)[外部サイト]
●つくば観光コンベンション協会ホームページ[外部サイト]