環境・景観に関する望ましい地域の姿を広域的な立場から考え、関東地方整備局として自らが果たすべき役割や取り組むべき施策の方向性についての基本的方針をまとめたものです。
関東地方整備局で行っている社会資本整備を通じた国土づくり・地域づくりは、自然環境や生活環境も含めた社会活動の基盤を形成するものであり、その整備のあり方が人間活動や自然環境に与える影響が大きいものと考えます。
現在、関東地方整備局では、環境・景観に関する各種施策を展開しているところですが、施策をより効率的に進め、一層の効果を上げていくために、関連する施策を連携させること、地域と連携して総合的な取り組みを行っていくことが重要であると考えます。
また、地域の地形条件や歴史的な成り立ちなどを生かし、個性のあるまちづくりや地域づくりを実現することが望まれています。さらには国民の環境意識の醸成や人材の育成等を広域的な立場から考え実現していくことが必要です。
このような考えのもと、環境・景観に関する望ましい地域の姿を広域的な立場から考え、関東地方整備局として自らが果たすべき役割や取り組むべき施策の方向性についての基本的方針をまとめた「環境共生・創造マスタープラン」を平成16年12月に策定し、取り組み事例の情報を充実させた「環境共生・創造マスタープラン(事例充実版)」を平成19年3月に公表しています。