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交通安全対策 二種事業
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増加する駐車需要への対応(自動車駐車場)

●伊勢佐木町地下駐車場
人口320万人の横浜市都心部に位置する伊勢佐木町は、JR関内駅・百貨店・映画館・各種商店からなる繁華街「イセザキモール」をはじめ、各種の業務・商業ビルが国道16号沿道に林立している地域です。そのため、駐車の需要が多く見込まれる地区でありながら駐車施設が不足しているために多くの路上駐車が日常化しており、円滑な交通の障害となっています。
伊勢佐木町地下駐車場は、このような駐車場需要に応えるもので、商業・業務の活性化、利便性の向上、さらに中心市街地の交通緩和を目的として、国道16号地下空間に共同溝と一体的に整備・集約した施設として整備するものです。
共同溝を含めた地下駐車場の躯体は、土被り約3m、断面が19m×17m、延長が約90mのRC構造で直接基礎になっており、駐車台数は約200台可能です。
内部は3層構造で、地下1階が入出庫フロアで、地下2階、3階が駐車室です。駐車室への車両の入出庫は、平面往復機械式駐車装置により自動的に行います。
駐車室は共同溝の下が4段2列、反対側が5段2列の格納桝になっており、各列の最上段は、ワンボックスカーのような車高の高い車両の駐車も可能です。


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高度情報化社会の実現を推進(情報BOX)
●整備計画の基本方針

(1) 情報化整備の目的
  横浜国道事務所管内における道路管理の高度化及び、大規模地震時における初動期対応、応急復旧活動の支援を目的に、情報BOXを主体とする情報基盤を構築すると伴に、光ファイバー通信ネットワークを構築し、情報収集、提供、交換、処理の機能強化を図ります。

(2)

整備の基本方針
 
  1. 規制区間及び災害・事故多発区間の情報収集・提供機能の強化を図る。
  2. 大規模地震、災害、事故時における情報収集の機能の強化を目的に、管内に情報コンセントを均等配置する。
  3. 道路管理者間情報交換機能の強化を図る
  4. 「上記(1)」区間外における情報収集、提供機能の充実を図る。

●道路管理者用光ファイバーの整備利点

(1) 地震・災害時においての即応体制の確保

(2)

道路管理の高度化の達成
  情報ボックス設置により、音声画像データなどの情報を精密詳細かつ大量に伝送することができます。一方、現在一部設置しているITVはNTT回線を使用しており、莫大な施設と金額がかかり、あまり設置できない現状です。そこで、光ファイバーを使った情報ボックスを整備することにより、緊急時にITVカメラで撮影された画像をすばやくキャッチし、事故防止に役立てることができます。

(3)

交通利用者への情報提供
  現在、普及しているカーナビゲーションを、さらに便利にするためのシステムVICSというものがあります。これは道路上にビーコンを設置し、VICS対応のカーナビとの間で、通行規制の情報などをリアルタイムで提供するシステムです。
これに情報ボックスの光ファイバー網が使われ、交通利用者へ渋滞状況など的確な情報を提供します。

情報BOX整備計画図

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