事務所の取り組み
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保全( 官庁施設の保全について )
保全( 官庁施設の保全について )
官庁施設の整備は資源の有効活用や地球環境の保全のため、スクラップアンドビルドからストックの有効活用(建替えから既存施設の有効活用)に大きく移行しています。施設を良好な状態で長く使い続けるために適正な保全が重要になっています。 宇都宮営繕事務所では、施設の実態調査や保全指導を実施して、施設管理者や施設使用者とともに適切な保全を進めています。
□ 保全指導 ( 保全実地指導 )、保全実態調査
保全実態調査は、保全業務支援システム(BIMMS-N)を用いて施設の維持運用状況等を把握するための調査です。
保全指導は、保全実態調査の結果に基づき、施設をより良い状態で維持運用して頂くため、安全性、耐久性、環境、
省エネ等の視点から様々な助言を行います。
さらに「保全ニュース」による保全に関する情報提供、定期的に開催する「保全地区連絡会議(建物点検講習会)」
等により、保全に関する知識や理解を深めていただくよう努めています。
● 官庁施設の保全
□ 事後調査
事後調査は、施設供用開始後の不具合や故障等を把握するための調査です。工事が完成してから6ヶ月及び2年目
の2回行います。これにより、設計・施工上の瑕疵等による欠陥の補修や改善に努めています。
□ 官庁建物実態調査
官庁建物実態調査は、施設の老朽化や広狭等の状況を把握するための調査で、5年毎に行います。「官公庁施設の
建設等に関する法律」第9条に基づき、各省各庁の長から送付された営繕計画書に対し、予算措置及びその緊急性の
意見を述べるための基礎資料としています。また、長期営繕計画立案の基礎資料としています。