事業概要
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事務所の事業
漏水・浸透対策護岸
堤防強化で安心・安全を
利根川上流河川事務所では、堤防からの漏水・浸透を防ぐための「漏水・浸透対策工事」を実施しています。
漏水・浸透を防ぐ護岸対策工事
図III-12 漏水防止護岸の例
洪水時に河川水や雨水が堤防に多量に浸透すると、堤防は重大な損傷を受けることが考えられます。特に旧川跡の締切跡、過去漏水が見られた所は、漏水を起こす危険性が高いため、堤防前面に遮水シート護岸等の組み合わせで河川水の浸透を防止し、堤防基盤については、透水層を鋼矢板で遮断する対策を行っています。また、洪水時に堤防内に浸透した河川水や雨水を川裏側に設置したドレーンにより、素早く排水させ、堤防の安定を確保するなどの堤防強化を図っています。
参考書籍
利根川-その治水と利水-(国土開発調査会)