事業概要
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関連用語
河川現況関連
水利権/渇水調整/給水制限/取水制限/食物連鎖ピラミッド/自流/鳥の飛び方
水利権
1.安定水利権
安定水利権とは、取水が安定的に継続される水利権をいいます。具体的には、(1)基準となる河川の流量から他の水利権流量と維持流量を確保しても取水可能な場合、並びに、(2)ダム等により水源が確保されている場合の水利権をいいます。
2.暫定豊水水利権
暫定豊水水利権とは、一般的に河川の流量が基準を越える場合に限り、取水が可能(不安定取水)である旨の条件(豊水条件)が付された水利権です。
安定水利権とは異なり、河川に安定な水源(ダム等)が確保されていなくても、水需要が増大し緊急に取水することが社会的に強く要請される場合に、必要最小限度の範囲内において暫定的に取水が可能となる水利権で、一般的には河川流況が悪化した場合は取水の制限等の措置がとられることになります。渇水調整
河川の流量が異常に少なくなり、取水困難になった場合において、利水者相互で取水量の調整を行い、被害をできるだけ少なくすることを渇水調整といいます。
給水制限
水道水の給水量を制限することです。例えば給水制限10%とは、普段、一般の家庭や事業所に給水している量から10%だけ給水量を減らすことです。給水制限の具体的な方法としては、減圧給水と時間給水があります。
取水制限
渇水時において、関係利用者間の調整に基づき、川からの取水量を減少させることをいいます。例えば取水制限10%とは、普段の取水量から10%取水量を減少させることをいいます。
食物連鎖ピラミッド
生物は群集内で互いに捕食者・被食者(食う食われる)の関係によって連鎖的につながっています。食物連鎖にはいくつかの段階があり、下の方の動物は、体が小さく、その当たりの場所では一番たくさんいます。だんだん上へいくほど体が大きくなり、数が少なくなってきて、これを模式化すると、ちょうどピラミッドのような形になります。
ある動物がピラミッドのどの当たりにくるかということは、その動物の餌で決まり、草食か、肉食かで、上と下に分けられます。
植物や魚、鳥など多くの生物は、食物連鎖により、1つのバランスある生態系を形づくっています。ピラミッドは一番下の層が土壌で、その上が植物層、次に草食昆虫層、魚と肉食昆虫層、そして一番上が鳥類や哺乳類などの肉食動物の層になっています。自流
自流とは、ダム等によって流量調整を行わず、その河川に自然状態で流れている水の量のことをいいます。自流は河川および河川流域に降った雨、支川からの流入、森林からしみ出してきた水、一度利用されて、その後再び河川に戻された水(農業用水等)などで成り立っています。
鳥の飛び方
鳥の飛び方