先生向けQ&A
水防災教育とは
水防災教育とは、水害に関する知識や心構えを持ち、減災のための準備をする能力を育成するための教育です。
近年気候変動等の影響により、毎年のように全国各地で水害が発生しており、一人ひとりが水害から自らの命を守るための知識・能力を身につけることが大切です。そこで利根川上流河川事務所では、利根川上流地域の小学校を対象に「水害」に関する「防災教育」、つまり水防災教育の推進・支援を行っています。支援を行った水防災教育の授業の概要は、この『水防災教育ポータル』の取組紹介ページにて見ることができます。
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近年気候変動等の影響により、毎年のように全国各地で水害が発生しており、一人ひとりが水害から自らの命を守るための知識・能力を身につけることが大切です。そこで利根川上流河川事務所では、利根川上流地域の小学校を対象に「水害」に関する「防災教育」、つまり水防災教育の推進・支援を行っています。支援を行った水防災教育の授業の概要は、この『水防災教育ポータル』の取組紹介ページにて見ることができます。
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何のために小学校で水防災教育するの?(目的)
水防災教育は年齢に関わらず重要ですが、年齢によって理解度や思考力が変わるため、発達の段階に応じた防災教育が大切です。小学生の段階で災害の危険性を理解し、安全な行動をとることの重要性を知ることは、その後の成長の土台となります。また児童自身の防災対策だけでなく、地域の防災活動の担い手を育成するといった観点からも小学生時の防災教育は重要です。
対象とする学年は?
小学校学習指導要領では、4~6年生の理科や、3~6年生の社会科の指導要領において、自然災害と関連付けた学習指導について記載されています。さらに、1~2年生の生活科の「地域に関わる活動」の学習において、地域の防災に関する活動を取り扱うことも可能です。
文部科学省のホームページにて、小学校学習指導要領における「防災教育を含む安全に関する教育」の内容のうち主要なものを抜粋したものが掲載されています。
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文部科学省のホームページにて、小学校学習指導要領における「防災教育を含む安全に関する教育」の内容のうち主要なものを抜粋したものが掲載されています。

どの科目で実施するの?
小学校学習指導要領では、以下の科目(単元)の指導要領において、自然災害と関連付けた学習指導について記載されています。各単元の一部として、または発展授業として水防災教育を取り入れていただくことが可能です。
3年生社会科(地域の安全を守る働き)
4年生理科(雨水の行方と地面の様子)・社会科(自然災害から人々を守る活動)
5年生理科(流れる水の働きと土地の変化)(天気の変化)・社会科(我が国の国土の自然環境と国民生活との関連)
6年生理科(土地のつくりと変化)・社会科(国や地方公共団体の政治)
また、総合的な学習の時間、生活科などにおいて地域の人々の暮らしや、地域に関わる活動の学習として、水防災教育を取り入れていただくことも可能です。
文部科学省のホームページにて、小学校学習指導要領における「防災教育を含む安全に関する教育」の内容のうち主要なものを抜粋したものが掲載されています。
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3年生社会科(地域の安全を守る働き)
4年生理科(雨水の行方と地面の様子)・社会科(自然災害から人々を守る活動)
5年生理科(流れる水の働きと土地の変化)(天気の変化)・社会科(我が国の国土の自然環境と国民生活との関連)
6年生理科(土地のつくりと変化)・社会科(国や地方公共団体の政治)
また、総合的な学習の時間、生活科などにおいて地域の人々の暮らしや、地域に関わる活動の学習として、水防災教育を取り入れていただくことも可能です。
文部科学省のホームページにて、小学校学習指導要領における「防災教育を含む安全に関する教育」の内容のうち主要なものを抜粋したものが掲載されています。

自分たちの住む地域でどんな授業がされているのか知りたい
この『水防災教育ポータル』にて、利根川上流地域で実施された水防災教育の概要を見ることができます。
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河川を管理している人からの話を聞く授業(出前講座)を実施したい
利根川上流河川事務所では、利根川上流地域の住民のみなさんに河川事務所の取り組みや水防災に関することを知ってもらう為に出前講座を実施しています。利根川上流地域の小・中学校で水防災教育をはじめ利根川に関する出前講座をご希望の場合は以下までご相談ください。
利根川上流河川事務所 防災対策課 TEL:0480-52-3956
利根川上流河川事務所 防災対策課 TEL:0480-52-3956
河川の写真や動画の素材を授業で使いたい
この『水防災教育ポータル』の学校教育教材のページにて、利根川の様子がわかる写真を公開しています。本サイトで公開している写真は、授業などでご自由に活用いただけます。
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過去の水害写真素材を授業で使いたい
避難所や避難の様子の写真素材を授業で使いたい
この『水防災教育ポータル』の学校教育教材のページにて、実際の水害時の避難所や避難の様子がわかる写真を公開しています。本サイトで公開している写真は、授業などでご自由に活用いただけます。
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地域の水害に対する取り組みの写真素材を授業で使いたい
この『水防災教育ポータル』にて、地域の水害に対する取り組みがわかる写真を公開しています。本サイトで公開している写真は、授業などでご自由に活用いただけます。
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利根川付近の名所や日常利用の写真素材を授業で使いたい
自分の学校で水防災教育が必要か分からない
水防災教育が必要なのは浸水が想定されている地域にある学校のみではありません。浸水が想定されていない地域に住んでいる子供でも、生活をする上で水害リスクが想定される地域に足を運んだり、将来引っ越す可能性もあります。そんな時に備えて、水害から命を守るために必要な知識を学習しておくことで、いざという時に子供たちの命を守ることに繋がります。
自分たちの住む地域の水害リスクを知りたい
利根川上流河川事務所では、利根川をはじめとする国土交通省が管理する7つの河川の洪水浸水想定区域図を公開しています。
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さらに『水防災教育ポータル』の小学校別水害リスク見える化マップでは、利根川の浸水想定区域に小学校区などを重ね合わせて見ることができます。気になる地域を拡大して、水害リスクを調べることができます。
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なお、利根川、渡良瀬川、思川、巴波川、広瀬川、小山川、早川の国土交通省管理区間の洪水浸水想定区域図(平成29年7月20日 指定・公表)の情報をもとに作成しています。これらの河川の県管理区間・市町村管理区間や、その他の中小河川、ため池等の氾濫、内水浸水による影響などについては、『わがまちハザードマップ』より市町村が発行する洪水ハザードマップを参照してください。
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さらに『水防災教育ポータル』の小学校別水害リスク見える化マップでは、利根川の浸水想定区域に小学校区などを重ね合わせて見ることができます。気になる地域を拡大して、水害リスクを調べることができます。
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なお、利根川、渡良瀬川、思川、巴波川、広瀬川、小山川、早川の国土交通省管理区間の洪水浸水想定区域図(平成29年7月20日 指定・公表)の情報をもとに作成しています。これらの河川の県管理区間・市町村管理区間や、その他の中小河川、ため池等の氾濫、内水浸水による影響などについては、『わがまちハザードマップ』より市町村が発行する洪水ハザードマップを参照してください。

水防災教育を始めたいが何からやればいいかわからない
忙しくて水防災教育の授業を考える余裕がない
この『水防災教育ポータル』の学校教育教材のページにて、利根川上流地域で実施された水防災教育授業で使用した教材をダウンロードすることができます。ここで紹介している教材をそのまま使っていただくことで、簡単に水防災教育を実施することができます。さらに、教材を地域や学校、児童の学習状況等に合わせて自由にアレンジして使っていただくことも可能です。
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どんな教材があるのか知りたい
この『水防災教育ポータル』では、利根川上流地域で実施された水防災教育授業で使用した教材や、素材教材として使える写真等を公開しています。パッケージ教材として丸ごと活用して水防災教育授業を実施したり、社会科や理科の授業の一部に追加教材などとして自由にご使用ください。
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地域・学校に合った写真教材が欲しい
この『水防災教育ポータル』の学校教育教材のページでは、利根川上流地域の過去の水害写真をはじめとする地域の様々な写真・動画を公開しています。本サイトで公開している写真は授業でご自由に活用いただけます。ご自身の学校・地域に合った写真や動画をぜひ授業に活用ください。
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