もっと宮ヶ瀬ダムを知る
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ダム内部施設の紹介
プラムライン
プラムラインとは水圧や地盤の変形などにより、ダム堤体に生じるひずみを測定し、ダムの安全性をチェックする計器です。プラムラインには、ノーマルプラムラインとリバースプラムラインがあります。
【ノーマルプラムライン】
振り下げ装置で固定した上端から、下端に重錘(コンクリートや鉄板などの重り)を吊るしたもので、ダム堤体の上部と底部の相対変位量から、たわみを測定します。
測定箇所は、中段測定室と下段測定室があります。
上端高さ:EL.290.00m
下端高さ:EL.155.25m
長さ:約135m
【リバースプラムライン】
基礎岩盤の変形が無いと考えられる不動岩盤に固定し、上端をフロート装置で引っ張ったもので、ダム堤体の底部と基礎岩盤の相対変位量から、水平変位量を測定するもので、ノーマルプラムラインの直下に設置されています。
上端高さ:EL.155.25m
下端高さ:EL.105.00m
長さ:約50mリバースプラムライン
ノーマルプラムライン中段測定室
ノーマルプラムライン下段測定室
※一般の方の見学はできません。