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平成に入ってからも、平成13 年の台風11 号・15 号など、たびたび大規模な台風にみまわれましたが、砂防施設の整備が進められた結果、被害を最小限に食い止めることができました。
台風11 号は、24 時間雨量502 ミリを日光市で観測し、8 月の月間降水量を大きく上回りました。このときの床下浸水は鹿沼市で5 棟、日光市で2 棟、今市市で2 棟の被害がでました。
稲荷川・緑の砂防ゾーン付近
台風15 号は、中禅寺湖で9 月8 日午後5 時から11 日午後6 時までに年間雨量の40%にあたる895 ミリを記録しました。床上浸水は日光市で2棟、今市市で2 棟、床下浸水は日光市や藤原町などで31 棟の被害がでました。
日光砂防事務所前
台風11 号・15 号の襲来で日光の自然に大きな影響を与えました。名所・小田代ヶ原では草原が冠水し、植生危機になりました。また、華厳の滝でも大雨の影響で、台風11 号では通常の10 倍にあたる40m3/s(毎秒40トン)の落水となり、台風15 号では、さらに90m3/s(毎秒90 トン)の落水を記録しました。