公園整備
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環境への取り組み
環境への取り組み
公園内に残る砂丘について
かつて砂丘は、全国に分布していましたが、その多くは埋め立てや市街化、あるいは後背の農地や集落を守るための海岸林造成などによって自然の状態が失われています。
このような中で、本公園内に残る砂丘は自然の状態で残る稀少な存在となっています。
この砂丘は、鳥取砂丘などにみられるように汀線に平行して形成される並列砂丘とは異なり、縦列状に形成されていることが特徴です。また、近年(昭和48年)まで長期にわたって射爆場として一般の立ち入りが禁止されていたために、自然に近い状態で残されています。公園内に残る砂丘
公園内に残る自然環境について
【砂丘固有の貴重な生態系】
この砂丘では、汀線から内陸に向かって順に海岸砂丘性の植生(海浜植生)からクロマツ林、アカマツ林へと、その場所の環境に適応して植生が連続的に変化する様子がみられます。
また、寒流と暖流のぶつかる場所であることから、南方系と北方系の多くの砂丘固有の動植物が生育・生息し、貴重な生態系が形成されていることが特徴となっています。
【動植物の希少性/貴重性】
特に、海岸砂丘の植物をはじめ、林内に生育するオオウメガサソウ(分有の国内の南限)や各種のラン、ハイゴケ、本来は冷涼な高地に生息していますが沢田湿地に見られるオゼイトトンボやホトケドジョウなど、それぞれの場所に適応した多様で珍しい動植物が生息・生育し、その自然貴源としての価値が高いといえます。公園内に残る自然環境
守り、見つめ、育むためには
かつて砂丘は、全国に分布していましたが、その多くは埋め立てや市街化、あるいは後背の農地や集落を守るための海岸林造成などによって自然の状態が失われています。
このような中で、本公園内に残る砂丘は自然の状態で残る稀少な存在となっています。
この砂丘は、鳥取砂丘などにみられるように汀線に平行して形成される並列砂丘とは異なり、縦列状に形成されていることが特徴です。また、近年(昭和48年)まで長期にわたって射爆撃場として一般の立ち入りが禁止されていたために、自然に近い状態で残されています。