久慈川渇水調整協議会の開催について
2025年12月02日
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久慈川で、小雨の影響により、最下流の利水者が塩分遡上により取水障害が発生し、取水困難を回避するための対策が必要となったことから、久慈川渇水調整協議会を令和7年12月2日に開催しました。
開催結果については、内容の一部を抜粋して記載します。
1.現状
(1)久慈川流域平均雨量の状況
11月の雨量は19mm(近年10カ年平均68mmの約27.9%)と少ない状況となっている。
10月1日から31日までの累加雨量は145mmとほぼ平年並みとなっている。
(2)久慈川基準地点流量の状況
12月1日9時現在 山方地点6.41m3/s、榊橋上地点7.35m3/sの流量となっており、この時期に必要な流量3m3/s及び7m3/sを下回っていないものの、久慈川の下流域では、塩分遡上による取水障害が発生している。
今後も降雨が少ない状況が継続すると、広く取水障害が発生する懸念がある。
2.天候の見通し
気象庁発表の気象情報(1か月予報:11月29日~12月28日)によると、降水量について、「少ない」の確率は70%、「平年並」の確率は20%、「多い」の確率は10%となり、少ない見込みである。
3.今後の対応
各利水者は、相互に協力し円滑な水運用が図られるよう、最大限の努力を行うものとする。
※詳細については、別添、渇水調整協議会連絡事項のとおり 別紙・参考資料
- 久慈川調整協議会資料
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- 久慈川調整協議会資料

