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事務所の取り組み

  • 自然にやさしい川づくり

    アユの遡上環境改善の取り組みについて

     秋に利根川などで生まれたアユは、関宿地点で利根川と江戸川に別れて下流に下ります。江戸川に下ったアユは江戸川水閘門を通過して東京湾に向かい、海で生活した後再び江戸川に遡上(例年3月~5月頃)します。そして、秋になると産卵をして1年の一生を終えます。
     江戸川下流部にある江戸川水閘門では、塩分を遡上させないよう通常水門が閉まっている時間が長く続きます。河川水が増え水門を全開していないかぎり、水門が閉まっているためアユは遡上出来ません。

     そのため江戸川河川事務所では、江戸川水閘門をアユが遡上しやすくするための取り組みを平成19年度から行っています。

    (1)「閘門特別操作」:閘門を定期的に開閉させることにより、アユが上流に上りやすい環境を作っています。
    (2)「呼び水ポンプ」:閘門に水中ポンプを設置し、アユを閘門内に誘導しています。

    「アユの遡上環境改善の取り組み」(令和6年春の取り組み)[PDF:1.4MB]PDF

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