事務所の取り組み
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災害への備え
航路確保対策(江戸川)
備えあれば憂いなし(江戸川河川事務所の取り組み)
阪神・淡路大震災では、都市部の道路が分断され、交通渋滞を招き、生活物資や復旧資材の輸送が困難となりました。
その中で河川は、けが人の搬送、物資の輸送、資材の搬出、船上での医療活動や避難場所の提供などの役割を担い、被災や復旧・復興時における緊急輸送手段等としても注目されました。
首都圏の中でも、特に江戸川流域では、「南関東直下の地震により著しい被害が生じるおそれのある地域」に指定されており、大きな地震により市街地や河川管理施設に大きな被害が発生することが予想されます。
よって、江戸川河川事務所では、災害時の防災活動に素早く対応するための拠点づくりと、拠点間を結ぶ陸上・水上輸送ネットワークづくりを進めています。
緊急用河川敷道路
緊急時には大型車両が通行できるよう、道路幅7.5mで整備しています。
なお、緊急用河川敷道路は、一般の車が利用することはできません。緊急用船着場
緊急時に生活物資や復旧資材を陸揚げしたり、避難、帰宅困難な人々が船を利用するための施設です。
300t級の台船が接岸できるよう整備しています。