香取市の利根川を挟んだ北側の地域は古くから「水郷」と呼ばれ、低平な水田の間に集落が点在する美しい景観が広がっています。この水郷一帯からは一年を通じて筑波山を望むことができ、また冬の寒い早朝など空気の澄み切った日には、筑波山の向こうに日光連山、西の方向に富士山の雄姿を確認できます。香取市佐原地区の「水郷」には、利根川と横利根川の合流部に造られた横利根閘門(国指定重要文化財)や、古くから水郷随一の名勝として知られる加藤洲十二橋、東洋一を誇る400品種150万本のハナショウブが咲く水郷佐原あやめパーク等の施設があります。また、小野川周辺の歴史的な町並み(国選定重要伝統的建造物群保存地区)伊勢・鹿島と共にわが国屈指の名社である香取神宮、初めて実測日本地図を作製した伊能忠敬の旧宅(国指定史跡)及び国宝に指定された2340点の資料群を展示している伊能忠敬記念館、国指定重要無形民俗文化財である佐原の大祭で曳き廻される山車を展示している水郷佐原山車会館等があり、多くの観光客が訪れています。
香取神宮、観福寺、伊能忠敬記念館、水郷佐原山車会館、道の駅・川の駅「水の郷さわら」、水郷佐原あやめパーク、水郷筑波国定公園指定の「水郷の景観」、加藤洲十二橋めぐり、佐原の歴史的町並み
富士山頂から太陽が昇る瞬間と夕日が沈む瞬間に、まるでダイヤモンドが輝くような光景が見られることがあり、この現象はダイヤモンド富士といわれています。富士山と光輝く太陽が織りなす光景は、まさに自然の芸術といえます。
<公共交通機関>
【電車】
JR成田線 佐原駅から佐原循環バス ※北佐原・新島ルート あやめパークバス停下車
【バス】
関鉄グリーンバス 東京駅発鉾田駅行水郷佐原あやめパーク入口下車徒歩5分
京成バス・千葉交通 浜松町・東京駅発佐原経由銚子行佐原駅北口下車
佐原駅から佐原循環バス※北佐原・新島ルート あやめパークバス停下車
※平日のみ運行
<車>
東関東自動車道 大栄IC又は佐原香取ICから潮来方面へ約30分
香取市 生活経済部商工観光課
〒287-8501
千葉県香取市佐原口2127
電話:0478-54-1111(代)
FAX:0478-54-2855
<関連リンク>
●香取市ホームページ[外部サイト]
●水郷佐原観光協会[外部サイト]
●NPO 小野川と佐原の町並みを考える会[外部サイト]