防災・災害情報
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[防災・災害への取り組み]
水害・治水対策
河道掘削
必要な箇所等において、河道掘削を行い洪水を安全に流下させます。
河道掘削の概要
荒川下流部の河川の整備状況は、河川の断面の不足等により戦後最大洪水である昭和22年9月カスリーン台風と同規模の洪水を安全に流下させることができない状況にあります。
このため、河道掘削や桁下高の低い橋梁のかけ替え、堤防の整備などの対策が必要です。
令和3年度までで川底の河道掘削は概ね完了し、引き続き2.8k~10.0kの高水敷部(河岸含む)の河道掘削に着手いたします。
河川整備計画に基づく河道掘削により、京成本線荒川橋梁付近で約20~30cmの水位を低下させるとともに、その他の治水対策を併せて実施することにより、目標である昭和22年カスリーン台風と同規模の洪水を安全に流下させます。
河岸部の河道掘削にあたっては、満潮時に冠水する程度の高さに整備し、荒川下流部にかつて存在していた多様性のある湿地環境の再生を目指します。
(令和3年10月4日掲載)