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    水資源の関連情報

    我が国の水とその役割

    水は地球を循環する資源なのです

    雨は地上に降り、地下へ浸透あるいは地表面を流れて川へ流れ海に合流します。また、地表や河川、海から蒸発して雨となります。水は、このように循環しており、水問題に関しても様々な場所・形態で生じていることから、総合的な取り組みが必要となっています。

    日本の水の収支 日本の水の収支
    (注)
    1. 年平均降水総量、蒸発散量、水資源賦存量は1971年~2000年のデータをもとに国土交通省水資源部が算出
    2. 生活用水、工業用水で使用された水は2004年の値、火力発電所等で使用された水は2003年の値で、国土交通省水資源部調べ
    3. 農業用水における河川水は2004年の値で、国土交通省水資源調べ。地下水は農林水産省「第4回農業用地下水利用実態調査」(1995年10月~1996年9月調査)による。
    4. 養魚用水、消・流雪用水は2005年度の値で、国土交通省水資源部調べ
    5. 建築物用等は、環境省「全国の地盤沈下地域の概況によるもので、地方公共団体(29都道府県)で、条例とうによる届出等により推測されている地下水利用量を合計したものである。
    6. 排水処理施設は、下水道における2004年度の値
    7. 火力発電所等には、原子力発電所、ガス供給事業所、熱供給事業所を含む。

    水は、良好な景観、親水・レクリエーション空間の保全・創出、動植物の生息・生育環境の保全等の観点から重要な役割を有しています!

    水は、良好な景観、親水・レクリエーション空間の保全・創出、動植物の生息・生育環境の保全、歴史的文化遺産の保全等の観点から重要な機能をもっています。このような機能を確保するために、近年では、河川への親水性の向上や水の浄化などの取り組みが各地で行われています。

    夏には多くの人々が 水に親しみます(彩湖:荒川) 夏には多くの人々が 水に親しみます(彩湖:荒川)
    噴水を兼ねた水質浄化対策の例(彩湖:荒川) 噴水を兼ねた水質浄化対策の例(彩湖:荒川)

    雨が多いのに、使える水は少ないのはなぜ?

    日本は、世界でも有数の多雨地域であり、年間平均降水量は約1700mmと世界平均の約2倍近くの量にあたります。しかし、人口一人当たりに換算すると、世界平均の約1/4程度であり、かつ、降水量のほとんどが梅雨期や台風期に集中し、急峻な地形であるために、降った雨が一気に流れ出し、実際に使用できる水の量は少ない状況にあります。

    世界各国と日本の降水量・人口一人当たり年間降水総量・水資源量

    世界各国と日本の降水量・人口一人当たりの年間降水総量・水資源量 世界各国と日本の降水量・人口一人当たりの年間降水総量・水資源量

    我が国は、洪水や渇水を起こしやすい不安定な状況です

    日本の降水量は梅雨期や台風期に集中しています。また、山地が約7割を占めることから、河川が急流であり、降った雨が一気に流れ出すために、大量の雨が降れば瞬時に洪水となり、逆に日照りが続くと渇水となる特徴があります。

    我が国と諸外国の河川勾配の比較 我が国と諸外国の河川勾配の比較
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