日本橋地下歩道(交通結節点事業)
日本橋地区は、江戸時代より商業の中心として栄え、現代にまでその伝統を引き継いだ老舗や歴史ある建造物が多数立地する地域です。
現在、更新時期を迎えた建物の建て替えとともに、新たな街づくりに向け多くの再開発計画がすすめられております。
このような日本橋地区の都市再生を支援するため、一般国道4号の地下道路空間を有効に活用し、民間の沿道施設と一体となった地下歩道整備により、歩行者空間ネットワークを創出していく「日本橋都市再生事業」を進めています。
・快適な歩行者空間ネットワークの創出
歴史的な街並や地元特有の文化を活かし、歩行者環境や景観等に配慮した快適な歩行者空間ネットワークを創出します。
・地元・民間と力を合わせた一体的な整備
民間と協働で空間の整備、活用方法の検討を行うとともに、道路空間と民間の沿道施設と一体的に整備することにより、快適な歩行空間の確保・バリアフリー化・デザインの調和並びに工事コストの縮減・工期の短縮を図っています。
・東京駅、八重洲地区との連携強化
連続的な歩行者動線を形成することで、東京駅・八重洲地区と日本橋周辺地区との連携を強めます。
位置図

日本橋中央通りの沿道の状況

地下歩道整備状況平面図

地下歩道整備の特徴
民間との協働により、出入り口部の段差解消及び民間側へ地上エレベータや地下歩道設備を設置することで、公共歩行空間を官民境界まで最大限確保したバリアフリー化を図っています。




