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特製ペーパークラフト─かっこいいメカや道路をペーパークラフトで組み立てよう!

組み立て方のコツ(ヒント)

組み立て方のヒント─その2 製作編

道具がそろったら、組み立て開始だ。 ヒントを読めば、完成度がさらにアップすることまちがいなし!

1.パーツの切り取り
1)最初にハサミ等で大まかに部品を切り取ります

小分けした方が作業はしやすいと思います。また、勢(いきお)いあまって別の部品を傷(いた)めないためにも分けた方が無難(ぶなん)です。

はじめの状態
部品を小分けにした状態
2)次に小分けした部品を切り取ります

ハサミまたはカッターナイフで切り取ります。自分が使いやすい方で作業しましょう。ただし、直線の部分はカッターナイフを使った方が作業が楽だと思います。

カッターナイフでの切り取りは、部品が動かないように切り取る部品の大きい方に定規(じょうぎ)をあてて切り取ります(常識〔じょうしき〕ですか?)。また、なるべく部品側に定規をあてて部品を切らないようにしましょう。

カッターナイフの刃は切れなくなったら遠慮(えんりょ)せずにどんどん折って新しい部分を使いましょう。良く切れる方が、部品はきれいに切り取れます。(カッターナイフでの作業はくれぐれもけがに注意して行ってください。また、折った刃〔は〕の処理〔しょり〕についても注意してくださいね。)

定規をあてて
カッターで切り取ります
3)丸い部分や小さい部分はハサミで切り取ります

丸い部分(タイヤの部品ですね)はゆっくり作業しましょう。正確(せいかく)な丸を切りぬくことはとても大変です。なお、円が切り取れるカッターがありますので、それを利用すると若干(じゃっかん)作業が楽になります。

4)その他(部品中の黒塗〔ぬ〕りつぶしの四角の箇所)

後から他の部品が差しこまれるところです。よって、黒い四角の場所には穴(あな)?を開けておきましょう。

穴を開ける方法としては、長い方を定規を使ってカッターナイフで切れ目を入れて、短い方は先に入れた切れ目をつなぐように切りこみを入れて作成しました。

5)二つ折りの部品について

二つ折りの部品について、折ってのり付けしてから角を切り取る方法でもOKです。(例えば回転灯の上の角の部分ですね)

2.折り線付け
千枚通しで折り線をつけているところ

千枚通しや押しピン(がびょう?)で、折り線を付けます。長い部分などは折り線を付けておいた方がきれいに折れます。また、部品の角がきれいに出るので折り線は付けておいた方がよいと思います。

3.色塗(ぬ)り

組み立てた後に紙の裏面(うらめん)が出てしまうところについては色を塗っておくと完成時の見た目がきれいになると思います。組立完了後に色を塗るよりも部品が平らなうちに色を塗っておいた方が作業はしやすいと思います。

なお、この作業は行わなくても組立には問題ありません。

色鉛筆で裏面を着色しているところ
切り出しが完了した部品
4.組み立て
1)仮組み(かりぐみ)

折り線を折って部品の形を作ってみましょう。その時にどことどこをくっつけるのかを確認(かくにん)しましょう。また、どこからのり付けすると作業がしやすいか確認しておきましょう。この時点で部品があたる箇所(かしょ)や差しこみしにくいところは修正(しゅうせい)しておくと後の作業が楽になります。

2)のり付け
両面テープを貼り付けたところ

仮組みして問題がなさそうでしたらのり付けしていきましょう。  のりや木工用ボンドを使う方は、他のいらない紙等に少しずつのりを出して、つまようじ等でのりを塗(ぬ)ってくっつけていきます。

両面テープを使う場合は、部品の「のりしろ部分」全部に両面テープを先に貼(は)り、くっつける場所だけ“はくり紙”をはがして貼っていきます。なお、のりしろ部分からはみ出した両面テープはなるべくハサミ等で切り取っておきましょう。ただし、表に出てこないところであればはみ出していても問題はありません。

のりを使う場合でも、両面テープを使う場合のどちらでもくっつけた場所はなるべくおさえてしっかりくっつけましょう。案外後で浮(う)いてくることがありますよ。

5.完成

これでペーパークラフトは完成です。

完成例(除雪グレーダ・前から)