ペーパークラフト作成に使った道具の説明だよ。
用意できれば便利なものもあるから、全部の道具をそろえなければ作れないわけではないけど、使い方を工夫すればもっと使いやすいものがあるかもしれないぞ。じつは、ハサミとのりがあれば作成できちゃうかも!?
丸いところを切ったり、大まかに部品を切り取ったりするのに使います。
木工用の大型のものではなく小さい方です。直線部分を切るときはカッターナイフの方がハサミより作業がしやすいと思います。なお、けがには十分注意しましょう。
カッターナイフを使うときに机に傷(きず)を付けないように下に敷(し)きます。新聞紙等でも代用は可能(かのう)ですが、カッターナイフを使うときには下が平らな方(凸凹のない方)が作業しやすいと思います。
直線部分の切り取りは、定規(じょうぎ)をあててカッターナイフで切り出す方法が一番きれいに切り取れると思います。また、あまり長いものでなく、20cm程度(ていど)の短いものが使いやすいようです。なお、カッターナイフを使って傷(きず)が付いても良い定規か金属製(きんぞくせい)の定規を使いましょう。
いろいろな種類があり、それぞれ長所と短所があります。また、作る人の好みにもよりますので、いろいろ試される方がよいと思われますが、目安として使った感じを書いておきます。
スティック状(じょう)になっているためのりが硬(かた)いため、細かい部分にはのりがつけにくい感じがします。つまようじ等でいらない紙の上などで「練り」ながら、柔(やわ)らかさの調節をしつつ、そのつまようじでのりしろ部分にのりをつける方法が作業しやすいと思います。
乾(かわ)くと透明になり、使いやすい方だと思います。のりでも同じですが、くっつくまでに時間がかかるので、おさえておく等の工夫が必要です。ただし、くっつくまでに時間がかかるということは、合わせ目をずらしたり、形を整えられるという利点があります。
5mm幅(はば)ぐらいの細いものと幅の広いものがあると便利ですが、ペーパークラフトで使うには幅の細いものだけでも間に合います。のりしろ部分に両面テープを貼(は)った後にはみ出した部分を切り取る作業必要となるため手間は若干(じゃっかん)かかります。ただし、おさえればすぐにくっつくため組立時の作業性は良いと思われます。なお、両面テープでも、貼ってはがせるタイプ(低粘着タイプ〔ていねんちゃくタイプ〕)や、クッション材がはさまっている物(両面テープの材質が厚いもの)はペーパークラフトには向かないと思います。
他にもいろいろなのりがありますが、あまり硬(かた)すぎるものや、やわらかすぎる(液状)のものはあまりおすすめしません。感覚的には木工用ボンドの硬さぐらいが使いやすいと思います。なお、ペーパーボンドは使ったことがないのでコメントできません。
鶴首(つるくび;先の曲がっているもの)の方が使いやすいと思います。奥(おく)になってしまう部品をひっぱったり、接着(せっちゃく)するときにおさえたりとあれば便利です。
折り線を付けたりするときにあると便利です。なお、押しピン(がびょう)で代用可能です。
組立後に紙の裏面(うらめん)が出てしまうところに先に色を塗(ぬ)っておくと完成後の見栄えが良いと思います。色鉛筆でなくても問題はありません。
お茶とお菓子(かし)等々(息ぬきしながら作りましょう。集中して一気に作ろうと思うと結構大変ですよ。)