国道20号
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国道20号の概要
首都圏と中部内陸地域を結ぶ大動脈
国道20号は、「甲州街道」とも呼ばれ東京都中央区を起点とし、八王子市、相模原市、甲府市などを経て長野県塩尻市に至る延長約230kmの主要幹線道路です。当事務所は、そのうち東京都世田谷区給田(世田谷区境)から神奈川県相模原市緑区(山梨県境)までの約53.8kmを管理しています。 また、八王子南バイパス・日野バイパス(延伸)・日野バイパス(延伸)II期は、日野市及び八王子市域を東西につなぐ幹線道路となっており、東西交通の強化および周辺の混雑緩和並びに交通事故の減少に伴う安全性の向上を目的に事業が進められています。 なお、大垂水区間(L=4.8km)と相模湖区間(L=1.5km)では台風などによる大雨により降り始めからの連続雨量が150mmを超えた場合、道路を利用する方々の安全を確保するため、通行止めを行う区間となっています。
指定区間(令和6年4月現在)
路線 国道20号
起点 東京都世田谷区給田(世田谷区境)
終点 神奈川県相模原市緑区小渕(山梨県境)都県名 市町名 延長(km) 東京 調布市 6.7 府中市 6.7 国立市 2.4 日野市 5.1 八王子市 18.9(2.6) 小計 39.8(2.6) 神奈川 相模原市 14.0 小計 14.0 合計 53.8(2.6) ※延長:八王子南バイパス含む直轄国道(八王子南バイパス) 国道20号の現状
現在の国道20号は、江戸時代から「甲州街道」の通称で呼ばれ、産業や経済の発展に重要な役割を果たしています。ところが、近年では、みなさんの移動の手段が自動車に大きく依存している事や、八王子市・日野市中心部を通る東西方向の幹線道路が国道20号、北野街道のみと不足している事などから、各所で交通混雑や沿道環境への影響が懸念されています。
こうした事態に対処するため、相武国道事務所では国道20号バイパス整備を進めており、多摩地域の交通環境の改善を目指しています。