管内22路線の一般国道及び1路線の高速自動車国道の維持管理(修繕、除雪、防雪等を含む)を行っている。管理区間延長は2427キロメートルで、この維持管理には管内12カ所の事務所が担当。
・一般国道:1号、4号、6号、14号、15号、16号、17号、18号、19号、20号、50号、51号、52号、127号、138号、139号、246号、254号、298号、357号、409号
・高速自動車国道:中部横断自動車道(山梨~静岡間全線開通(R3.8.29))
関東地方整備局が管理する道路橋3,413橋のうち、全体の31%にあたる約1,045橋が一般に高度経済成長期と言われる1955年から1973年にかけて建設されています。今後これらの橋の高齢化が一層進んでいきます。
建設後50年以上を経過した橋は、20年後には全国で76%、関東地方整備局管内では74%まで急激に増加します。
・関東地方整備局管内において、国が管理しているトンネルは94箇所
・2021年時点で建設から50年以上経過しているトンネルは48箇所(52%)
・20年後には、50年以上経過するトンネルが62箇所(67%)に増加
建設からの年数 | 箇所数 |
---|---|
80年以上 | 13箇所 |
70年以上~80年未満 | 19箇所 |
60年以上~70年未満 | 6箇所 |
50年以上~60年未満 | 12箇所 |
40年以上~50年未満 | 7箇所 |
30年以上~40年未満 | 6箇所 |
20年以上~30年未満 | 8箇所 |
10年以上~20年未満 | 12箇所 |
0年以上~10年未満 | 10箇所 |
合計 | 93箇所 |
昭和初期に建設されたトンネル
神奈川県横須賀市
国道16号 長浦トンネル
(1928年完成)
最近、建設されたトンネル
長野県茅野市
国道20号 坂室トンネル
(2011年完成)
橋の老朽化や損傷等に伴う重量制限により、通行止めなどの通行規制等を全国で実施しています。
その大部分は地方公共団体が管理する橋であり、特に、市区町村が管理する橋で増加。
そのため、市区町村における橋梁補修に関する取り組みを促進するため、長寿命化修繕計画に基づく橋梁補修事業を推進しています。