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    土砂災害について

     土砂災害とは、大雨や地震などが引き金となって、山やがけが崩れたり、水と混じり合った土や石が川から流れ出たり、火山の噴火などによって尊い命や財産が脅かされる、自然の災害です。主なものとして「土石流災害」「地すべり災害」「がけ崩れ災害」「火山災害」などがあります。

    土石流災害

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     土石流災害は、大雨がきっかけとなり、谷や斜面にたまった土砂が、雨による水と一緒に一気に流れ出して起こる災害で、流れの急な河川や、扇状地などで発生することが多いのが特徴となっています。速いスピードと強い力で、人命や家などの財産を奪い、道路や線路などの交通網に被害をおよぼします。

    地すべり災害

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     地すべり災害は、比較的ゆるやかな斜面において、地中の粘土層などの滑りやすい層が地下水などの影響で、ゆっくりと動き出す現象です。広い範囲にわたって起こるのが特徴で、家や田畑、道路などの交通網などが一度に被害を受けてしまいます。地すべりは一日に数ミリ程度と目に見えないほどの動き方ですが、突然数メートルも動く事があります。また、地すべりによってせき止められた川の水が決壊すると、下流に大災害をもたらすこともあります。

    がけ崩れ災害

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     がけ崩れ災害は、地面にしみ込んだ水分で土の抵抗力が弱くなり、弱くなった斜面が突然崩れ落ちる、急な斜面で発生する災害です。突発的に起こり、速いスピードと強い破壊力をもつがけ崩れでは、人の命が奪われたり、家などの財産が押しつぶされるなど、悲惨な災害につながってしまう傾向があります。

    火山災害


     火山災害は、主に噴火など火山の活動によって発生する溶岩流、火砕流、火山噴出流、火山泥流などによって、人の命や家などの財産が脅かされる災害です。被害のおよぶ面世紀が大きいため、人的被害や被害額などの規模が非常に大きなものになる傾向があり、また火砕流が起こった後に土石流が発生する事があるなど、二次災害が起こる危険性も高いのが特徴です。

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