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みちづくり

  • 中部横断自動車道(長坂~八千穂)

    第1回コミュニケーション活動(アンケート・意見聴取)の結果「自治体」

    川上村

    <周辺地域の課題>

    • この地域の最大の課題は、以下のような観点から国道141号の走行性・安全性が不足している点だと思う。この地域周辺は急峻な地形と狭隘な道路が非常に多く存在している。特に、国道141号南牧村の市場坂は、急勾配かつ急カーブの連続であり、また、日影地が多いため年間を通して事故の多い場所である。同じく南牧村の海尻のJRとの立体交差部は国道141号の中で最も幅員が狭く大型車のみならず普通車同士のすれ違いにも細心の注意が必要な箇所である。以上の状況から川上村周辺から最寄りの病院やICまでは(中央道、上信越道)ともに1時間以上の時間を要し、緊急医療施設への搬送時間がかかり、高原野菜の輸送についても時間がかかる結果となっていると思われる。

    <課題を解決するための目標>
    • 現状の国道141号の改良には、民家の移転、山の大掛かりな切り崩し等が予想される。また、この地域は国道141号が唯一の基幹道路なので、平成12年に発生した杣添洞門の路肩決壊による通行止めを想定した場合、すべての人的移動・物流に支障をきたしてしまう。上記の課題を解決するには国道141号の代替路線の設置が急務だと思われる。

    <対策案>
    • 基本的には現道(旧清里有料道路)を利用する方向で良いと考える。道路は繋がってこそ本来の価値を発揮するものである。現道を利用することによる事業費の削減により一日も早い完成を望む。事業費の削減のためには野辺山地区の農道の一部を利用しても良いのではないかと思う。ただし、安全性を考慮し上り坂(川上方面に向う側)を高速自動車道として利用すること。ただし現道をそのまま利用すると、車両の速度が著しく低下するため高速道路規格に反するような構造であってはならないし、現道は直角なカーブが点在するのでこの点は改良の余地があると思われる。

    ※全文掲載
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