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平成26年10月(台風18号)の大雨による富士川の治水事業効果
護岸整備により侵食を防止! UAVによる侵食状況の把握も行いました。
富士川流域では、下流部を中心に累加雨量で300mm以上の大雨となり、清水端(しみずばた)、松岡(まつおか)の各水位観測所で氾濫注意水位を超過しました。
富士川は急流河川で流速が早く、小規模な出水でも堤防や河岸を急激に侵食される恐れがあるため、堤防の法面に護岸の整備を行っています。
今回の洪水では河岸が侵食する被害は発生しませんでした。また、歴史的治水施設である聖牛により流速を弱める効果がありました。
UAVにより迅速かつ広範囲に洪水時の河道の様子を撮影することで、侵食状況の把握も行いました。
※UAV:Unmanned Aerial Vehicle・ Unmanned Air Vehicle と呼ばれ、無人航空機を指します。