かわづくり
-
地域との連携
霞堤を活かした防災まちづくり
平成27年10月2日
「ミズベリング南アルプス懇談会」の開催
「南アルプス市霞堤を活かした防災まちづくりに向けた検討会」の提言内容に地域活性化の視点を追加し、
霞堤の歴史的価値や減災機能について再認識し、保全・有効活用の地元メリットについてアイデアの具体化
を検討するために「ミズベリング南アルプス懇談会」を開催しました。
また今回の懇談会で、新たに下記のテーマが追加されました。
ステップ2→行政・住民・観光業者による地域ぐるみの組織化
ステップ3→地域ブランドの確立
ステップ3→イベント開催
イベント開催の第一弾として、JTBのCSR活動で行っている地球いきいきプロジェクトと
富士川水系ミズベリング・プロジェクトがコラボしたイベントが平成27年10月25日(日)に行われます。ミズベリング南アルプス懇談会開催状況[PDF:305KB]
ミズベリング南アルプス懇談会資料[PDF:1492KB]
ミズベリング・プロジェクト説明資料[PDF:2332KB]
JTB地球いきいきプロジェクト×富士川水系ミズベリング・プロジェクト(H27.10. 25開催)
平成26年3月29日
「南アルプス市 霞堤を活かした防災まちづくり」 に向けた検討会
急峻な山々に囲まれ、釜無川・笛吹川などの急流な河川の扇状地で形成された甲府盆地。
有史以来、水害の絶えない甲府盆地の歴史は、安定した土地利用を手に入れるための水との戦いの歴史でした。
先人の英知により地形特性に合わせた様々な対策が行われ、その代表である信玄堤や万力林の治水システムは、今も治水の要として引き継がれています。現在は、近代河川工学に基づく河道掘削や護岸などの工事を進めています。
これら治水対策は、土地開発、甲府盆地の発展に寄与してきました。
しかし、近年、各地で異常気象や集中豪雨により、過去に経験のない洪水が発生、河川が氾濫し甚大な被害が生じています。
このため、万が一、河川が氾濫した場合のことを想定し、避難計画を策定することや、被害拡大の防止につながる土地利用計画などの地域防災施策を考えることが求められています。
しかしこれらは、国、県、市が単独でできるものではなく、地域の方々の理解と協力を得て連携し取り組んで行くことが必要です。
幸いなことに南アルプス市には、伝統的治水施設の一つである霞堤が残され、上流の堤防が決壊した場合でも、氾濫水を河川に戻し、氾濫を拡大させない機能が今もなお維持されています。
このため、国・県・市・有識者により、検討会を設置し、水害につよい「まちづくり」について提案いたしました。
平成26年3月27日
南アルプス市と国土交通省甲府河川国道事務所は、南アルプス市内における、霞堤の氾濫戻し機能を保全することによる減災と、まちづくりを一体化させた「防災まちづくり」を推進することを目的に、「南アルプス市霞堤を活かした防災まちづくりに向けた検討会」報告書に基づいて、連携を進めていくための覚書を締結しました。
南アルプス市長と甲府河川国道事務所長による覚書の締結
平成26年3月20日
「甲斐の国 水災・減災セミナー」を開催します。
甲府盆地に残る水害との戦いの歴史や、南アルプス市に残る堤防の移り変わりなど、これからの水害に対する防災・減災のあり方について、専門家を招いて、セミナーを開催します。
■開催日時
・ 平成26年3月29日(土) 13:30~16:15(受付13:00)
■セミナー開場
・ 南アルプス市 わかくさホール(定員200名)
わかくさ生涯学習センター内 (南アルプス市寺部725-1)
■参加費等
・ 参加費 無料
・ 事前申し込み 不要
セミナーチラシ[PDF:1026KB]