2022年09月09日
利根川ダム統合管理事務所
工事発注において予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札のとりやめや不調が予想される工事について不調・不落対策を試行しております。
今回発注する「R4利根川ダム統合管理事務所庁舎外壁改修工事」においては、「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」、「余裕期間制度(任意着手方式)」を試行・採用します。
(1)「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」の試行
競争参加者が少数と見込まれる工事について、対象工事ごとに技術資料収集に係る公示資料の交付を受けて、競争参加希望者が参加表明確認申請書及び技術資料(参加要件は企業のみとして技術者要件は求めない。)を提出し、指名基準による選定を行い、指名された競争参加希望者により総合評価落札方式で落札者を決定するものです。
なお、総合評価は、企業の同種工事の施工実績(民間工事を含む)と災害活動実績及び賃上げの実施を加算点としています。
(2)「余裕期間制度(任意着手方式)」
本工事は、受注者の円滑な工事施工体制の確保を図るため、事前に建設資材、労働者確保等の準備を行うことができる余裕期間を設定した工事であり、契約時に令和4年12月1日までの間で、受注者は工事の始期を任意に設定することができます。
なお、工事の始期までの余裕期間内は、監理技術者等の配置が不用となります。