2022年06月21日
国営昭和記念公園事務所
工事発注において、入札参加者がいないことなどを理由として、入札契約手続きの取り止めや不調が予測される工事について、下記の不調不落対策を試行しております。
(1)『公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式・実績評価型)』
競争参加者が少数と見込まれるとともに技術的難易度が比較的低い工事において試行するものです。
特徴は次のとおりです。公共工事の実績のない企業でも参加しやすい方式となっています。
1)競争参加時に配置予定技術者の申請は不要です。
(参加要件として配置予定技術者の工事経験の設定はありません)
2)総合評価における加算点の評価対象は、企業の同種工事の施工実績(民間工事を含む)と災害活動実績などです。
3)過去の工事成績や表彰実績、配置予定技術者の技術力は評価対象としません。
(2)『余裕期間制度(任意着手方式)』
受注者の円滑な工事施工体制の確保を図るため、事前に建設資材、労働力確保等の準備を行うことができる余裕期間制度を施行します。契約時に令和4年9月13日までの間で、受注者は工事の始期を任意に設定することができます。
なお、工事の始期までの余裕期間内は、契約期間内ではあるが工期外であるため、監理技術者等の配置が不要となります。