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記者発表資料

2022年07月04日

  • 堤防の越水・決壊を感知するセンサーの活用により、河川の氾濫発生情報の発表の迅速化を図ります

    関東地方整備局
    河川部 水災害対策センター

     インフラ分野(河川)におけるDXの推進の一環として、越水・決壊を感知するセンサー機器の開発・整備を⾏いました。
    【目的】
     水防上重要な箇所において、氾濫の発生をいち早く捉え、氾濫発⽣情報の発表を遅滞なく行う。
    【設置河川】
     令和元年東日本台風で越水・決壊が発生した久慈川、那珂川及び入間川流域の次の河川。
      (茨城県)久慈川、⾥川、山田川、那珂川、桜川、藤井川
      (埼玉県)⼊間川、越辺川、都幾川、高麗川
     運用個数:久慈川:76個、那珂川:284個、入間川:141個(それぞれ上記の支川を含む) (本文資料(PDF)別図)
    【センサーの仕組み】
     堤防の天端付近に設置したセンサーが、河川の水位上昇に伴い浸水すると発信している電波の減衰により越水を感知。また、越水の感知後にセンサーに傾きの発生により変化が継続することによって、決壊を感知。
    【運用】
     越水・決壊の最終的な判断については、これまで実施していた河川巡視、河川監視カメラの映像、観測水位などの情報と合わせて活用し、迅速な状況把握を⾏う。

  • 別紙・参考資料

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