2022年06月28日
関東地方整備局
関東地方整備局では、令和3年度より工事の完成検査等を対象に資料検査に必要な書類を限定し、監督職員と技術検査官の重複確認廃止の徹底及び受注者における説明用資料等の書類削減により効率化を図るため、検査書類について従来約40書類でしたが10書類に限定した「検査書類限定型工事」にて検査を実施しています。
令和3年度に「検査書類限定型工事」にて検査を実施した工事を対象に、受注者、発注者(監督職員、技術検査官)に実施したアンケート調査結果をまとめましたのでお知らせします。
「検査書類限定型工事」にて検査を実施した受発注者のアンケート結果で、従来の書面検査と比較して問題なく確認できており、また、検査に向けた準備の軽減、検査時間の短縮の効果が大きいことが確認されました。
今年度も「検査書類限定型工事」を全ての工事にて実施し、受発注者双方の生産性向上による働き方改革を推進していきます。
■令和3年度に「検査書類限定型工事」にて検査を実施した受発注者アンケート結果のポイント
■受注者(現場代理人又は監理技術者)
・86.6パーセントが検査に向けた作業が軽減したと回答。
・従来の書面検査と比較して、87.2パーセントが検査時間が短くなったと回答。
■監督職員
・67.2パーセントが検査に向けた確認作業が軽減したと回答。
・従来の書面検査と比較して、90.2パーセントが検査時間が短くなったと回答。
■技術検査官
・従来の書面検査と比較して、83.6パーセントが検査時間が短くなったと回答。
・従来の書面検査と比較して、94.7パーセントが施工管理、出来形、品質は問題なく確認できたと回答。