第3回世界水フォーラム
第3回世界水フォーラムセッション“アジア・太平洋の日”において
“鶴見川を例に”日本を代表する取り組みの一つとして京浜工事事務所が発表
Keihin work office presented at the Day of Asia and Pacific,
a session of the 3rd World Water Forum,
taking the Tsurumi River as example of Japanese river management.
●セッションタイトル 「アジア・太平洋の水問題-アジア・太平洋の水問題は世界の水問題と異なるか?-」
●セッション開催日時 : 平成15年3月18日(火)13:00~18:30
●セッション会場 : 京都宝ヶ池プリンスホテル ゴールドルーム
発表内容
題名「日本における総合的水マネジメント(鶴見川を例に)」
◎概要
急激に都市化が進み、河川への雨水流出量が増大するなど、水循環系の健全さが失われてきた鶴見川流域では、流域の自治体や住民とともに、雨水の流出抑制などを含めて水循環の健全化に向けて、その総合的な指針となる「鶴見川流域水マスタープラン」の策定に着手している。
今後急激な都市化の見込まれるアジア太平洋地域において、鶴見川流域での取り組みが、都市化と水循環の問題を考える参考になればと発表したものである。

このセッションでは、モンスーンアジア地域における治水や利水に関する水問題についての講演や発表、また、その問題解決に向けての先進的な取り組み事例発表、パネルディスカッションによる今後の方向性についての討議が、国内外の専門家8カ国18名の参加によって活発に行われました。
京浜工事事務所の発表は、その中でも先進国の取り組みとして、日本の水行政を代表するものであり、アジアの水問題の今後を考えるに有効なものでした。