所在地と地図
白州出張所
白州出張所の役割
白州出張所では、流川、神宮川、尾白川、大武川、小武川流域において、根本的な土砂災害対策を中心とした砂防えん堤、流路工等の整備を進めています。
流川・神宮川・尾白川・大武川・小武川の特性
流川・神宮川・尾白川・大武川・小武川は、いずれも2,000m以上の高山に源を発しています。平均河床匂配は1/5~1/8と急峻で水の勢いが激しく、常に川底や川岸の土砂を削りながら流れています。また流域の中央部分を糸魚川-静岡構造線が縦断しているため、地質が非常に脆く、各地で大崩壊地の発生が見られます。このため、流域は幾度となく土砂災害に見舞われてきました。
白州出張所管内流域図
24.大武川砂防えん堤
|
昭和34年災害を受け、特殊緊急砂防事業として整備された砂防えん堤。 |
34.尾白川下流砂防えん堤
|
昭和38年に完成したえん堤に補強・耐震対策を行い、かつ親水性が高まるよう修景がなされた砂防えん堤。 |
36.小武川第一砂防えん堤
|
昭和34年災害の直後に建設された大暗渠砂防えん堤で、昭和57年出水で調節効果を発揮した。 |
92.流川流路工
|
上空から見た延長2.0Kmからなる流川流路工。 |
103.大武川床固群
|
各種魚道など自然環境を活かし、地域づくりと一体となり整備。 |
157.大棚沢第二砂防えん堤
|
関東地方整備局初の鋼製格子形砂防えん堤。 |
213.石空川第六砂防えん堤
|
構造物表面に河床の巨石を積み、景観に配慮した砂防えん堤。 |
215. 青木床固群
|
現地発生巨石を型枠替わりとし、コスト縮減を図り、なおかつ現地の環境に合うよう整備および計画されている床固群。 |