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どくせいとうかけいすう(てぃーいーえふ)
どくせいとうかりょう(てぃーいーきゅー)
ダイオキシン類は化学構造の似ている数多くの化学物質(異性体)からなっています。これらのダイオキシン類は毒性がそれぞれ異なるため、合計量を評価する際には、最も毒性の強い2,3,7,8-TCDDをもとにした係数(毒性等価係数(TEF))を乗じ、毒性等価量(TEQ:Toxic
Equivalentsの略称)として表す方法がとられています。
1997年に世界保健機関(WHO)より提案され、1998年のEnvironmental Health Perspectiveに掲載された毒性等価係数(WHO−TEF(1998))には、ダイオキシン(PCDD)として7物質、ポリクロロジベンゾフラン(PCDF)として10物質、コプラナ−PCBとして12物質が定められています。
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