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    資料:用語の解説
    用語 読み 用語解説
    アメニティ あめにてぃ 環境の快適性、魅力ある環境、生活の質などと訳される。広義には精神的な快適さも視点に入れた環境の質に関する総合的概念でとらえられる。
    越水 えっすい 流水が堤防を越えて、河川外(堤内地)に流出すること。
    沿川整備協議会 えんせんせいびきょうぎかい 高規格堤防整備と市街地整備等の一体的事業を推進するために設ける国土交通省、都県、市区町、特殊法人等から構成される協議会。
    オープンスペース おーぷんすぺーす 公園や広場、川とその河川敷など開放的な空間で、だれもが自由に出入りできる場所。人々の休息や憩い、イベントやスポーツなどに活用される。
    河岸場 かしば 江戸期~明治・大正期頃に栄えた船による物資輸送の中継基地及び周辺に発達したまち
    河川管理者 かせんかんりしゃ 災害の発生を防止し、公共の安全を保持する河川の管理について、権限をもち、またその義務を負う者。(河川法)
    河川敷 かせんじき 堤防の間の空間
    河川敷ヘリポート かせんじきへりぽーと 地震時の防災対策として、物資の緊急輸送及び人命救助などを行うための施設。
    河川防災ステーション かせんぼうさいすてーしょん 洪水及び地震による災害時には避難地及び復旧資材の備蓄所となり、平常時には公園として利用が可能な施設。
    河道、河道部 かどう、かどうぶ 河川において水の流れる場所を流路というが、そのうち特に計画高水流量を安全に流下させることを意識して計画する流路を河道という。
    可動堰 かどうぜき 河川の流水を制御するために、河川を横断して設けられるダム以外の施設であって、堤防の機能を有しないものを堰というが、堰は構造上、可動堰と固定堰に分けられ、ゲートによって水位の調節ができるものを可動堰という
    環状拠点都市群 かんじょうきょてんとしぐん 第5次首都圏基本計画で提唱されている東京の周辺で業務核都市(柏市など)を含み、鉄道や道路で強く結ばれ帯状に連携した都市の集合。
    業務核都市 ぎょうむかくとし 東京都区部への一極依存型構造をバランスのとれた地域構造に改善するため、業務機能をはじめとした諸機能の集積の核として育成整備を図る旨、多極法に基づき第5次首都圏基本計画に位置づけられている都市。
    緊急用河川敷道路 きんきゅうようかせんじきどうろ 震災等の災害時に物資や機材の緊急輸送等に供するために河川の高水敷に整備された道路。
    計画高水流量 けいかくこうすいりゅうりょう 洪水防御計画において各地点の河道計画や洪水調節ダム等の計画の基本となる河川の流量。
    計画規模 けいかくきぼ 河川の重要度、既往洪水による被害の実態、経済効果等を総合的に考慮して決定される計画の前提となる降雨の規模。
    広域交通施設等 こういきこうつうしせつとう 高速道路、国道、鉄道など複数の市町村や都県を結ぶ交通施設。
    広域防災活動拠点 こういきぼうさいかつどうきょてん 第5次首都圏基本計画、南関東地域直下の地震対策に関する要綱(H10.6)で提唱されている複数の市区町、都県にまたがって、防災活動の中心となる施設、空間。
    高規格堤防 こうきかくていぼう その敷地である土地の区域内の大部分の土地が通常の利用に供されても計画高水量を越える流量の洪水の作用に対して耐えることができる規格構造を有するもので、その高さの約30倍にわたり盛土を行った幅広い堤防。万が一、計画規模を上回る洪水によって流水が堤防を越えても、流水により破堤することがなく壊滅的な被害から街を守ることができる。
    工事実施基本計画 こうじじっしきほんけいかく 河川法に基づき、河川管理者が水系ごとに策定する河川の総合的な保全と利用に関する基本方針及び河川工事の実施の基本的となるべき計画。
    護岸 ごがん 流水の洗掘作用などから河岸や堤防を保護するために設ける構造物。
    事業の熟度 じぎょうのじゅくど 事業の進捗段階。
    斜面林 しゃめんりん 台地の端部などの斜面に残る樹林地。
    舟運 しゅううん 舟で荷物を運んだり交通したりすること。
    浚渫 しゅんせつ 河川、湖沼、ダム、貯水池、海域において、砂、泥などの底質材料をグラブやポンプなどを用いて掘り下げること。
    新市街地 しんしがいち これまで農地や山林であった区域を新たに開発整備してつくられるまち。
    水衝部 すいしょうぶ 洪水流が激しくあたる場所。
    水防拠点 すいぼうきょてん 洪水時における水防活動、復旧活動の拠点となり、その活動を支援するための資材等を備蓄する場所。
    水防ヘリポート すいぼうへりぽーと 河川防災ステーションや重要な水防拠点(緊急時に利用可能な道路などに面したもの)に配置する。
    水門 すいもん 河川又は水路を横断して設けられる制水施設で、堤防の機能を有するもの。樋門とは異なり、河川又は水路が合流する河川の堤防を分断して設けられるもの。
    市街化区域、市街化調整区域 しがいかくいき、しがいかちょうせいくいき 都市計画法に基づく都市計画区域のうち、市街地として積極的に開発・整備する区域。既に市街地を形成している区域、及び概ね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域を市街化区域という。これに対して、市街化調整区域は市街化を抑制すべき区域をいい、農林漁業用の建物や、一定規模以上の計画的開発などを除き開発行為は許可されない。
    瀬替え せがえ 流路の変更。
    総合治水対策 そうごうちすいたいさく 流域の都市化に伴う洪水被害の増大に対して、緊急かつ暫定的に概ね10年に一度の降雨を対象として治水の安全性を向上させるため、河川改修、放水路、調節池等の治水施設の整備に併せ、流域においても保水、遊水機能を確保するための貯留施設や浸透施設の設置、土地利用の適正化、建築様式の耐水化等の流域対策を実施するもの。
    第5次首都圏基本計画 だいごじしゅとけんきほんけいかく 首都圏整備法に基づき平成11年3月に決定された計画。2015年までを計画期間とし、首都圏整備に対する基本方針、将来像などを明らかにしたもの。
    築堤 ちくてい 堤防を築くこと。
    地権者 ちけんしゃ 土地に関する権利を有している人または法人。
    超過洪水 ちょうかこうずい 計画規模を超えた降雨による洪水。
    堤外地 ていがいち 堤防から見た川側をいう。[反]堤内地
    低水路 ていすいろ 堤防に挟まれた空間のうち、公園などに利用されている高水敷を除いた川の水が流れている部分。
    堤内地 ていないち 堤防から見た市街地側で堤防によって洪水氾濫から守られている住居や農地のある側を堤内地という。[反]堤外地
    低・未利用地 てい・みりようち 使われていない埋立地や工場跡地など。
    土地区画整理事業 とちくかくせいりじぎょう 土地区画整理法に基づき、都市計画区域内の土地について道路、公園等の公共施設の整備及び宅地の利用増進を図るために行う、土地の区画形質の変更や公共施設の整備に関する事業のこと。
    農業・農村整備事業 のうぎょう・のうそんせいびじぎょう 圃場整備や集落環境整備など農地や農村集落などで実施される事業。
    破堤 はてい 洪水により堤防が決壊すること。
    腹付(表腹付) はらづけ 盛土により堤防の幅を増やすこと。(完成断面での築堤)
    干潟 ひがた 満潮時には海面で覆われ、干潮時には露出する海域を潮間帯とよぶ。潮間帯が広大な砂泥からなる場合を干潟。
    光ファイバーケーブル ひかりふぁいばーけーぶる 光を送るための極めて細い線状のガラスをケーブル状に束ねたもので光通信等に用いる。
    引堤 ひきてい 川幅を広げるため、堤内地側に堤防を引くこと。
    樋門(樋管) ひもん(ひかん) 河川又は水路を横断して設けられる制水施設で、堤防の機能を有するもの。堤体内に暗渠を挿入して設けられるもの。
    (緊急用)船着場 (きんきゅうよう)ふなつきば 震災で崩壊した堤防等の緊急復旧用資機材や援助物資の搬入・搬出のための施設。河川敷地内の緊急用道路などに接続させる。
    分派点 ぶんぱてん 川が分流する地点。
    防災拠点 ぼうさいきょてん 災害時に被災地の応急対策を円滑に行うため整備される、備蓄倉庫、緊急輸送基地、防災用へリポート等の機能を持った拠点施設。
    放水路 ほうすいろ 分水路ともいい、河川の途中から分岐して新川を開削し、洪水の一部あるいは全部を海、湖、あるいはほかの河川に放流する水路。
    水と緑のネットワーク みずとみどりのねっとわーく 快適な生活空間を創出することを目的に、河川等の水辺空間と公園の緑や樹林地等を有機的に連続させること。
    無堤地区 むていちく 堤防が整備されていない場所。
    谷津 やつ 台地に入り組む水田などの低地部。谷戸ともいう。
    リサイクルプラザ りさいくるぷらざ 再生利用の仕組みを取り入れたごみ処分場。
    流域、流域面積 りゅういき、りゅういきめんせき 集水域、排水域ともいい、降雨によって表流水が川や湖に流れ込んでくる範囲を流域といい、その面積を流域面積、流域内に住む人口を流域人口という。
    流水保全水路 りゅうすいほぜんすいろ 河川本川と汚濁した流入支川の流水を分離し、河川の水質の保全を図るために高水敷に設けられた水路。
    老朽木造密集市街地 ろうきゅうもくぞうみっしゅうしがいち 道路などの整備が不十分なまま、古い木造家屋が密集している地域。消防活動が困難で延焼の危険性が高い。
    漏水 ろうすい 河川の水位上昇で水圧が高まり、水が堤防を浸透し、しみだすこと。
    ワンド わんど 川のよどみや淵、または入り江。稀少な魚類をはじめ、種々の生物が共存する豊かな環境であることが認識され、その価値が評価されている。
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