社会資本整備
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圏央道ちば館
こんな道を目指しています
環状道路の機能・効果
通過交通の抑制
圏央道沿線の主要都市を連絡・提携することにより、都市全体のバランスのとれた発展が図られます。
また首都圏の広域ネットワークを形成することにより、沿線地域において企業立地・市場 拡大・生産活動等の活性化が図られ、活力ある地域が形成されます。分散導入効果
自動車からの排出ガスは、停止・発進時や低速走行時に特に多く排出されます。環状道路による、複数のルートが確保されれば、交通の集中による渋滞を緩和することができます。
非常時の迂回機能
環状道路の整備により、目的地までの迂回路が確保されます。災害や事故などにより一部区間の不通が生じた際にも、速やかに移動することが可能となります。
地域間移動
それぞれの中核都市を連絡・連携することにより、都心圏全体のバランスのとれた発展が図られます。また首都圏の広域ネットワークを形成することにより、沿線地域において企業立地・市場拡大・生産活動等の活性化が図られ、活力のある地域が形成されます。
東金JCT~木更津ICが開通することによる効果
整備効果(1) 広域ネットワークの形成
●圏央道の開通で、新たな広域ネットワークが形成されます。
圏央道の整備により、既往の東関東道やアクアライン・館山道・千葉東金道路ルートに加えて、成田空港エリアと羽田空港エリアを結ぶ、新たなルートが形成されます。
新たなルートの形成により、都心部への通過交通が抑制されるとともに、郊外から都心部への交通の分散導入などが期待されています。
事業中の圏央道稲敷ICから松尾横芝IC間等と一体となり、東日本と西日本を結ぶ新たなルートとして、千葉県内と全国各地とのアクセス向上にも寄与します。
整備効果(2) 災害時の道路ネットワークの強化
●内陸部に位置する圏央道の開通により、災害時のネットワークが強化されます。
東京湾岸部および県東部沿岸部では、千葉県ハザードマップや首都直下地震防災・減災特別プロジェクト等において、地震の強い揺れ(震度6強以上)や津波浸水および液状化による被災が想定されています。
今回の圏央道の開通により、災害時に内陸部から東京湾岸部および県東部沿岸部の啓開・復旧ルートへアクセス可能となります。また、既開通区間との接続により防災拠点である木更津港や自衛隊基地等へのルートが確保されます
整備効果(3) 観光の支援
●圏央道の開通により、観光地までのアクセスが向上します。
圏央道の開通により、高速道路ICから30分で到達できるエリアが中房総地域全体に広がり、千葉県内の観光地へのアクセス向上による魅力度向上に期待が寄せられています。整備効果(4) 医療圏域の拡大
●圏央道の開通により、第三次救急医療施設へのアクセスが向上します。
圏央道の利用により、沿線地域から君津中央病院(第三次救急医療施設※)までの搬送所要時間が短縮され、救命活動の向上が期待されます。
※第三次救急医療施設:重症及び複数の診療科領域にわたるすべての重篤救急患者に対し、高度な救急医療を総合的に24時間体制で提供できる機能を有する病院