A長生院にある小栗判官・照手姫の墓所













B遊行寺本堂と大銀杏










      

踊り念仏で知られる一遍を開祖とする時宗の総本山。
遊行上人の住む寺ということから遊行寺というが、正式には清浄光寺といい、正中2年(1325)、遊行上人4世呑海(どんかい)が東海道に面した廃寺跡に創建したのが始まり。境内の大銀杏は樹齢700年。



遊行寺の山門 







             

左右に「時宗総本山」「清浄光寺」の二枚の木札をかけた黒塗りの総門をくぐると、「いろは坂」と呼ばれる四十八段の石段が続く。

 

 行寺の左側には諏訪神社がある。江戸時代は藤沢宿大久保町、大鋸町の鎮守社。遊行寺の鎮守でもあった。遊行寺の裏口辺りにかつての東の見付があった。『東海道分間延絵図』にもそのかたちが描かれている。



 @諏訪神社


 坂を下りきるとそこは藤沢宿大鋸町、左に滝川を越えると真言宗感応院。創建は建保六年(1218)というから遊行寺より古い。


            
感応院

創建は建保6年(1218)と遊行寺より古い真言宗の寺。






 遊行寺の正門から西は遊行寺領の西村。現在は黒門である。石の傍示杭が寺院との古い境界を物語っている。門を入ると高い塀と垣根で囲われた一角(枡形)がある。黒門をくぐり、参道のなだらかな坂(いろは坂)を上ると本堂と大銀杏が見える。






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