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    日立道路再検討プロジェクト

    日立バイパスの再検討の結果(概略計画案)

    日立バイパスは『鮎川停車場線付近で国道245 号に接続する案(C案)』を概略計画案とする 計画の変更が望ましいと考えました。

    概略計画案の内容

    【日立バイパス 概略計画案】
    ●起終点 : 日立市旭町〜日立市河原子町 (概ねのルートは下図のとおり)
    ●道路種別 : 一般国道
    ●延長 : 約6km
    ●車線数 : 4車線(片側2車線)
    ●設計速度 : 60〜80km/h
    ●主な構造 : 旭町から鮎川停車場線付近までの区間は、海岸側を通り、高架橋や盛土構造とする。鮎川停車場線付近から河原子町までの区間は、陸側を通る平面構造とする。陸上区間は、日立電鉄跡地などを活用することを検討する。
    ●連結する道路 : 河原子金沢線、大久保河原子線、多賀停車場河原子線、桜川停車場線、鮎川停車場線、下原鮎川線、上の内南台線、阿羅屋会瀬線、大宮雨降川線

    日立バイパス 概略計画案 ルート図 日立バイパス 概略計画案 ルート図

    概略計画案の選定理由

    これまで寄せられたみなさんからの意見をふまえるとともに、比較表をもとに総合的に判断し、次 のように考えました。

    【理由1】

    国道245号の沿道の住宅(会瀬町1 丁目交差点付近) 国道245号の沿道の住宅(会瀬町1 丁目交差点付近)

    旭町〜鮎川停車場線間を海岸側ルートにすると、生活環境への影響が抑えられるうえ、用地取得が必要な区間が比較的短いため、整備期間が短縮できると考えられます。

    ●陸側のルートとした場合は、家屋が比較的多く存在する国道245号沿道や日立バイパスの旭町以北との接続部で、生活環境への影響が比較的大きい。
    ●海岸側のルートであれば、陸側のルートに比べて生活環境への影響は比較的小さく、また、用地取得が必要な区間は比較的短いため整備期間が短縮できる。

    【理由2】

    日立電鉄跡地と国道245号(国分町2丁目付近) 日立電鉄跡地と国道245号(国分町2丁目付近)

    鮎川停車場線〜河原子町間を陸側ルートにすることで、事業費が抑えられるうえ、日立電鉄跡地を活用することで、効率的に整備が進められると考えられます。

    ●陸側のルートであれば、事業費を抑えることができるうえ、日立電鉄跡地などを活用することで、効率的に投資ができ、早期に問題解決を図ることができる。
    ●陸側のルートであっても、沿道の家屋件数が比較的少なく、日立電鉄跡地があるため、生活環境への影響を小さくできる。
    ●陸側のルートの場合は、海や海岸の環境や、海の眺望などへの影響を回避できる。

    【理由3】

    河原子付近の海岸 河原子付近の海岸

    移動性、安全・安心、地域活力の向上への貢献も期待できます。

    <移動性>
    ●南北方向の交通を日立バイパスが担い、国道6号や国道245 号の渋滞が緩和される。
    ●鮎川停車場線〜河原子町間では、日立市を通過する交通を受けもつバイパスとしての機能と、沿道地域への出入りのための機能が混在するが、沿道の建物が比較的少ない区間であるため、沿道からの交通は少なく機能が混在する影響は小さい。

    <安全・安心>
    ●中央線を走行する大型車が日立バイパスに転換し、中央線の安全性が向上する。
    ●日立バイパスが鮎川停車場線まで海岸側でつながることで、鮎川停車場線以北の区間で、国道6号、国道245号に加えて新たな代替路が形成され、安全性が向上する。

    <地域活力>
    ●大型車の走行に影響がおよぶような急な勾配が少なく、また、日立駅周辺の工場と日立港間の時間短縮が見込まれ、物流交通が円滑になる。
    ●観光地(河原子海水浴場)への利便性の向上により、観光客(海水浴客)の増加、地域の活性化が期待される。

    今後検討が必要なこと

    日立バイパスの計画に対して、みなさんから期待や心配など多くのご意見が寄せられました。そこで、みなさんのご意見をもとに、概略計画決定以降の段階でさらに検討が必要なことをまとめました。

    【必要なこと1】日立バイパス(旭町〜河原子町間)の検討

    (1)高い走行性が確保され、沿道地域からも利用しやすい日立バイパスとなるように、道路構造、交差箇所、交差方法などについて検討します。
    (2)大型貨物車などが日立バイパスを安全でスムーズに走行できるように、カーブやのぼりくだりの勾配の連続を避けるなど、道路の線形や構造などを検討します。
    (3)自転車・歩行者が日立バイパスを安全、快適に通行できるように、道路の幅員構成や交差点での交通処理の方法などを検討します。
    (4)日立バイパス整備による自然環境や生活環境、史跡、交流の場などへの影響に関しては、 必要な調査をおこない、多大な影響が生じる可能性が高い場合には必要な対策などについて検討します。
    (5)気象条件、経済性、耐久性、および維持管理のしやすさなどに配慮して、道路の構造を検討します。
    (6)日立電鉄跡地の活用を想定している他の計画などとの調整を図りながら、跡地を有効に活用した道路の計画を検討します。

    【必要なこと2】地域のまちづくりに関する検討

    (7)道路の整備が地域の活性化に寄与するように、沿道の土地 利用との整合性に配慮して、日立バイパスの計画を検討します。
    (8)地域や道路の分断による影響が軽減されるように、関係機 関と協力しながら、必要な対策を検討します。
    (9)海浜や岩場・磯場、および地域施設など地域での活動の継 続性に配慮して、必要な対応を検討します。

    【必要なこと3】計画の進め方に関する検討

    (10)建設費や維持管理費ができるだけ安価になるように計画を検討します。
    (11)事業の必要性や費用対効果は、事業着手時や一定期間経過 ごとの評価手続きの中で、最新の社会経済状況を考慮しな がら検討します。
    (12)用地補償については、現地測量や詳細な設計などの後に、個々の土地や建物などの状況などの調査をおこない、個別に協議します。
    (13)都市計画での長期にわたる建築制限や渋滞をはじめ地域が抱える課題を考慮して、引き続き検討を進めます。
    (14)計画に地域のみなさんのご意見が反映されるように、今後も適切に情報提供や意見把握を実施します。

    【必要なこと4】交通分野全体の検討

    (15)日立市内の交通問題に対しては、日立バイパスの整備だけ で対応するのではなく、日立バイパス以外の道路整備や道 路整備以外の施策も含めて総合的に対策が進められるよう に、関係機関と調整を図りながら検討を進めます。

    今後のさまざまな段階で検討が行われます

    「概略計画案」の詳細は、別紙PDFをご覧ください。

    「概略計画案」について[PDF:1339KB]

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