高速横浜環状南線(首都圏中央連絡自動車道)の概要について 1.高速横浜環状南線(首都圏中央連絡自動車道)の概要について
高速横浜環状南線は、横浜都心からおおむね約10〜15km周辺を環状に結び、横浜市郊外各区の相互連絡強化、横浜市内の交通混雑緩和等を目的に計画されている「横浜環状道路」の一部をなす、重要な自動車専用道路です。
2.神奈川県内における圏央道事業の進捗状況
神奈川県内の区間としては、神奈川県横浜市金沢区釜利谷町(かなざわくかまりやちょう)から同県津久井郡城山町川尻(つくいぐんしろやままちかわじり)(神奈川県・東京都境)までとなっており、このうち横浜市金沢区釜利谷町(かなざわくかまりやちょう)から厚木市上依知(あつぎしかみえち)までの約38km区間を国土交通省横浜国道事務所で、津久井郡愛川町中津(つくいぐんあいかわまちなかつ)から同郡城山町川尻までの約12.4km区間を国土交通省相武国道工事事務所で担当しています。 高速横浜環状南線(横浜市金沢区釜利谷町(かなざわくかまりやちょう)から同市戸塚区汲沢町(とつかくぐみさわちょう)までの延長約8.9km)については、平成7年4月に都市計画決定され、測量・地質調査、設計及び一部用地買収を進めてまいり、今般、着工の運びとなりました。 また、横浜市栄区田谷町(さかえくたやちょう)から藤沢市城南(じょうなん)一丁目(延長約7.5km)においては、横浜湘南道路として、現在、都市計画及び環境影響評価の手続きを進めています。 さらに、茅ヶ崎市西久保(ちがさきしにしくぼ)から厚木市上依知(あつぎしかみえち)(延長約21.6km)においては、さがみ縦貫道路として、平成6年6月に都市計画決定され、現在、測量・地質調査、設計、用地買収及び一部工事を進めています。 なお、津久井郡愛川町中津(つくいぐんあいかわまちなかつ)から同郡城山町川尻(しろやままちかわじり)(延長約12.4km)においては、さがみ縦貫道路として、平成9年6月に都市計画決定され、現在、測量・地質調査・設計を進めています。
3.高速横浜環状南線の着工について
今回の工事用の道路の整備により、今後、工事車両が主にこの道路を利用することから、一般道路への工事車両の通行を減らすことができ、工事に伴う周辺環境への影響緩和に寄与する。 | ||||||||
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