高速横浜環状南線(首都圏中央連絡自動車道)の概要について

1.高速横浜環状南線(首都圏中央連絡自動車道)の概要について
     高速横浜環状南線は、首都圏中央連絡自動車道(以下、「圏央道」)の一部をなすと共に、神奈川県の「かながわ新総合計画21」、また、横浜市の「ゆめはま2010プラン」において、重要な幹線道路として位置づけられています。
     高速横浜環状南線は、横浜都心からおおむね約10〜15km周辺を環状に結び、横浜市郊外各区の相互連絡強化、横浜市内の交通混雑緩和等を目的に計画されている「横浜環状道路」の一部をなす、重要な自動車専用道路です。
    (起終点)横浜市金沢区釜利谷町(かなざわくかまりやちょう)
     〜横浜市戸塚区汲沢町(とつかくぐみさわちょう)
    (延長)約8.9km
    (設計速度)80km/h
    (車線数)6車線

2.神奈川県内における圏央道事業の進捗状況

     首都圏中央連絡自動車道(一般国道468号)は、東京都心よりおおよそ半径40km〜60kmの位置に計画されている延長約300kmの高規格幹線道路です。
     神奈川県内の区間としては、神奈川県横浜市金沢区釜利谷町(かなざわくかまりやちょう)から同県津久井郡城山町川尻(つくいぐんしろやままちかわじり)(神奈川県・東京都境)までとなっており、このうち横浜市金沢区釜利谷町(かなざわくかまりやちょう)から厚木市上依知(あつぎしかみえち)までの約38km区間を国土交通省横浜国道事務所で、津久井郡愛川町中津(つくいぐんあいかわまちなかつ)から同郡城山町川尻までの約12.4km区間を国土交通省相武国道工事事務所で担当しています。
     高速横浜環状南線(横浜市金沢区釜利谷町(かなざわくかまりやちょう)から同市戸塚区汲沢町(とつかくぐみさわちょう)までの延長約8.9km)については、平成7年4月に都市計画決定され、測量・地質調査、設計及び一部用地買収を進めてまいり、今般、着工の運びとなりました。
     また、横浜市栄区田谷町(さかえくたやちょう)から藤沢市城南(じょうなん)一丁目(延長約7.5km)においては、横浜湘南道路として、現在、都市計画及び環境影響評価の手続きを進めています。
    さらに、茅ヶ崎市西久保(ちがさきしにしくぼ)から厚木市上依知(あつぎしかみえち)(延長約21.6km)においては、さがみ縦貫道路として、平成6年6月に都市計画決定され、現在、測量・地質調査、設計、用地買収及び一部工事を進めています。
     なお、津久井郡愛川町中津(つくいぐんあいかわまちなかつ)から同郡城山町川尻(しろやままちかわじり)(延長約12.4km)においては、さがみ縦貫道路として、平成9年6月に都市計画決定され、現在、測量・地質調査・設計を進めています。

3.高速横浜環状南線の着工について

     高速横浜環状南線の準備工事として、釜利谷ジャンクション内に工事用の道路を設置するなど、準備が整ったところから工事に着手してまいります。
     今回の工事用の道路の整備により、今後、工事車両が主にこの道路を利用することから、一般道路への工事車両の通行を減らすことができ、工事に伴う周辺環境への影響緩和に寄与する。

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