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川崎市内における一般国道1号は、南北方向の交通を担う重要な幹線道路の一つであり、広域的な視点からは、東京都と神奈川県を結ぶネットワークの基幹となる第二京浜国道として位置づけられます。
さらに大規模地震災害等が発生した場合には、重要な防災空間として役立つと共に、緊急輸送道路としても位置づけられています。
当地域における、国道1号の現況幅員は重要な道路であるにも関わらず、約23mと狭く、その結果、渋滞の発生はもとより、十分な幅員を持つ歩道や緑地帯の整備も出来ない状況であり、決して望ましい状態であるとはいえません。
より良い沿道環境の創造を考えますと、道路と沿道が一体となった、ゆとりある「みち」と「まち」づくりを実施して行く事が必要と考えます。
このような背景をふまえ、沿道地域における環境の改善や、安全でゆとりある「みち」と「まち」づくりについて、沿道住民の方々の御理解と御協力を得ながら、ご意見をいただき、かつ関係機関が一体となって沿道法による沿道環境整備事業を進めていきます。 |